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イスラエル・イラン緊張で原油価格が5カ月ぶりの高値に!エネルギー供給への懸念が再燃!それでも米国株は押し目か?



こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
2024年4月5日昨日のニュースで原油の最新ニュースが出ています。

昨日の相場下落の要因であることは間違い無いでしょう。
原油と今後について考察して見ました。
それではどうぞ!


世界的なエネルギー供給への懸念が再燃

イスラエルとイランの緊張の高まりにより、原油価格が5カ月ぶりの高値を記録しました。これは、世界経済にとって大きな懸念材料となります。

原油価格上昇の要因

原油価格上昇には、以下の要因が挙げられます。

  • イスラエルとイランの緊張高まり: イスラエルとイランの間で軍事衝突が勃発する可能性への懸念が、市場に不安を与えています。

  • ウクライナ戦争による供給不安: ウクライナ戦争による供給不安が依然として続いており、世界的なエネルギー需給逼迫に拍車をかけています。

  • 中国経済の回復: 中国経済の回復に伴い、原油需要が拡大しています。

  • 米国経済の堅調: 米国経済の堅調も、原油需要増加要因となっています。

イスラエル・イラン緊張による原油価格上昇が米国株に与える影響

イスラエルとイランの緊張高まりによる原油価格上昇は、米国株に以下のような影響を与える可能性があります。

1. エネルギーセクターへの追い風
原油価格上昇は、エネルギーセクターの企業にとって追い風となります。エネルギー企業の収益は増加し、株価も上昇する可能性があります。

2. インフレ懸念の高まり
原油価格上昇は、インフレ率を押し上げる要因となります。インフレ懸念が高まると、金利が上昇し、米国株全体の重荷となる可能性があります。

3. 経済成長への悪影響
原油価格上昇は、企業のコストを増加させ、経済成長を阻害する可能性があります。

4. 投資家心理の悪化
原油価格上昇による経済への悪影響懸念から、投資家心理が悪化し、米国株市場全体が下落する可能性があります。

インフレ懸念はさらに高まる可能性

原油価格上昇は、インフレ率を押し上げる要因となります。米国ではすでにインフレ率が上昇しており、原油価格上昇はインフレ懸念をさらに高める可能性があります。

FRBの金融政策への影響

インフレ懸念の高まりから、FRBは金融政策を早期に正常化せざるを得なくなる可能性があります。金融政策の正常化は、米国株市場にとって逆風となります。

今後の相場の見通し

イスラエルとイランの緊張が続く限り、原油価格上昇は米国株市場にとって当然逆風となります。
また、インフレ懸念の高まりやFRBの金融政策正常化も、米国株市場にとって重荷となる可能性があります。
インフレが強い数字を示せばFRBの政策金利は下がらない傾向で進むシナリオは必ず視野に入れておくべきでしょう。と言うより今下げれるはずがありません。

今後の注意点

原油価格動向やインフレ率、FRBの金融政策などを注視する必要があります。これらの状況が悪化すると、米国株市場は大きく下落する可能性は多分にあります。4月15日が米国納税期限ということも下落圧力にはなります。

今後の見通し

イスラエルとイランの緊張が続く限り、原油価格の高値は続く可能性が高いと考えられます。また、ウクライナ戦争の長期化や中国経済の回復も、原油価格を支える要因となるでしょう。
不安が消えれば下がるでしょう。

世界経済への影響

原油価格上昇は、世界経済に大きな影響を与えます。特に、エネルギー輸入に大きく依存している国々は、大きな打撃を受ける可能性があります。
日本は152円に近く、円安の原油高、余りよくない傾向です。


◆最後に個人的意見

今後、イスラエルとイランの緊張やウクライナ戦争の状況などを注視する必要があります。これらの状況が改善されない限り、原油価格の高値は続く可能性が高いでしょう。原油価格が動けばインフレ再燃もあり得るかもしれません。
しかし、それを断った上で、私は米国株は現状押し目だと思います。
金利と原油が高い傾向でも、長期金利がバン!と跳ねなければ押し目期間だと思います。
しかし、来週4月10日のCPI(消費者物価指数)は金利の動きに影響があると思いますので、十分観察が必要でしょう。
正直しばらくは調整期間が入るのかと思います。


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