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来年のバレンタインデーは行われるのか?西アフリカのカカオ生産危機について


こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
西アフリカ、特にガーナとコートジボワールは長年、世界のカカオ供給の大部分を占めてきましたが、最近の報告によると、この地域のカカオ産業が大きな転機を迎えているらしいのです。これ一体何が起きているのでしょうか?嗜好品であるチョコ。
私もチョコはよく食べますので心配です。

このようにニュースが出てます。

下記のロイターの記事を引し書いてみます。
それではどうぞ!


汚染された農地と生産の激減

現地の情報は本当のところはわからないのですが、ガーナ西部のカカオ農園が違法な金採掘活動により壊滅的な打撃を受けていルようです。
農園所有者のジャネット・ジャムフィさんの話によると、彼女の農地は有毒化学物質で汚染され、ほとんどのカカオの木が枯れてしまいました。かつて数千本のカカオの木が茂っていた農地には、わずか12本の木が残るのみだそうです。

カカオ価格の急騰

この生産の落ち込みは市場にも影響を与え、ニューヨーク市場でのカカオ先物価格が年初から倍以上に急騰しました。
供給不足が懸念される中、価格は史上最高値を更新し続けています。

原因は多岐にわたるらしい

ガーナでのカカオ生産減少は、違法金採掘だけでなく、気候変動、運営上のミス、そしてカカオ膨梢ウイルスの急速な蔓延という複数の要因によるものです。ロイターの調査によれば、カカオ委員会(COCOBOD)は約59万ヘクタールの農地がこの病気に感染していると推定しています。

西アフリカの時代の終焉?

記事によれば、専門家はこの問題が解決されなければ、西アフリカのカカオ産業の衰退は避けられないと指摘しています。
一部のアナリストは、チョコレートの価格が急騰し、贅沢品になる可能性を示唆しています。

新たなカカオ生産国の台頭

気候変動の影響とともに、西アフリカのカカオ生産地域は縮小する一方ですが、最近中南米の国々が新たなカカオ生産大国として台頭しているらしいです。特にエクアドルは、2027年までに世界で2番目に大きなカカオ生産国になると予測されています。

終わりと新たな始まり

西アフリカのカカオ産業はかつての栄光を失いつつありますが、世界のカカオ市場は変化と適応の時を迎えています。
この動きはカカオ供給に新たな地政学的なバランスをもたらす可能性があり、チョコレート業界における今後のトレンドと動向に注目が集まります。
あのチロルチョコも大きな値上がりになるのか?
どうなるでしょうね。

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