FACT SET、2024年7月3日版:S&P500最新情報、要点報告
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
FactSetレポートは、世界中の投資家や金融機関に利用されている、米国株投資に役立つレポートです。
米国株投資している方は読んでおいて損はありません。
大雑把なポイントを要約していますのでご覧ください。
それではどうぞ!
原文レポートはこちら
◆レポートが伝えたい主要な事
2024年7月3日に発表されたファクトセットのレポートの主要ポイント
主要指標
利益成長率: 2024年第2四半期のS&P 500の推定(前年同期比)利益成長率は8.8%。これは、2022年第1四半期以来の最高の成長率。
利益修正: 3月31日時点の推定成長率は9.1%であったが、7つのセクターがEPS見通しの下方修正を受け、成長率が低下。
利益ガイダンス: 67社がネガティブEPSガイダンスを発表し、45社がポジティブガイダンスを発表。
バリュエーション: S&P 500の12ヶ月先行P/Eレシオは21.2で、5年平均(19.3)および10年平均(17.9)を上回る。
週間テーマ1: Q2 EPS見通しのアナリスト修正
アナリストは第2四半期のEPS見通しを平均よりも少なく修正。
第2四半期のボトムアップEPS見通しは0.5%減少(59.22ドルから58.94ドル)。
通常、四半期中の平均EPS見通しの減少率は3.4%(過去5年)、3.3%(過去10年)、3.2%(過去15年)、4.0%(過去20年)。
7つのセクターがEPS見通しを下方修正、4つのセクターが上方修正。
週間テーマ2: 金融セクターのQ2利益予測
金融セクターは次の2週間で40%以上の企業が決算発表を予定。
金融セクターの推定成長率は4.3%、ただし保険(31%)と資本市場(23%)を除くと-6.4%。
銀行業界は-10%の利益成長率が予測され、最大のマイナス要因。
Q2 2024: 数字で見る
112社がQ2 EPSガイダンスを発表、67社がネガティブ、45社がポジティブ。
S&P 500の推定利益成長率は8.8%で、2022年第1四半期以来の最高。
8つのセクターが成長予測、3つのセクターが減少予測。
予想収益成長率は4.6%、これは15四半期連続の成長。
利益修正: 産業セクターが最大の減少
産業セクターは4.3%の利益減少(46.2億ドルから44.2億ドル)。
航空宇宙産業(ボーイング)や電力会社が大きなマイナス要因。
ガイダンスと評価
Q3 2024の予想利益成長率は8.1%、Q4 2024は17.3%。
2024年通年では11.2%の利益成長が予想。
12ヶ月先行P/Eレシオは21.2で、5年および10年平均を上回る。
株価目標は8.5%の上昇が予想され、エネルギーセクターが最大の上昇を予測。
S&P 500の全体的な評価
現在の株価は予測EPSと比較して4.8%上昇。
トレイリング12ヶ月P/Eレシオは26.4で、5年および10年平均を上回る。
総合的に、S&P 500の株価は今後12ヶ月で8.5%上昇する見込み。
以上となります。
まとめは生成AIを活用しておりますご了承くださいませ。
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