見出し画像

ローソク足パターンで未来を読むことは可能か?強気・弱気パターンのろうそく足とその必要性


こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
投資の世界で、チャート分析は日夜行われている事でしょう。
中でも、ローソク足パターンは、過去の価格変動から将来のトレンドを予測するのに役立つ、初心者にも比較的分かりやすいツールです。

今回は、強気パターンと弱気パターンについて、それぞれ代表的なものを詳しく解説します。それではどうぞ!


強気パターン

上昇トレンドへの転換や、トレンド継続の可能性を示唆するパターンです。

強気の代表的なパターンをいくつか

ハンマー
下降トレンド終盤に現れる、小さな実体と長い下ヒゲを持つ陽線。強気反転の兆候とされます。

逆ハンマー
上昇トレンド終盤に現れる、小さな実体と長い上ヒゲを持つ陰線。弱気反転の兆候とされます。

https://www.thinkmarkets.com/jp/learn-to-trade/indicators-and-patterns/general-patterns/hammer-candlestick-pattern/ より引用


https://www.thinkmarkets.com/jp/learn-to-trade/indicators-and-patterns/general-patterns/hammer-candlestick-pattern/ より引用


三尊天井
上昇トレンド終盤に現れる、3つの陽線からなるパターン。最初の陽線と最後の陽線はほぼ同じ高さで、真ん中の陽線は最も高値となっています。強気反転の兆候とされます。

https://www.invast.jp/blogs/head-and-shoulder-top/より引用
  • 三空叩き: 下降トレンド終盤に現れる、3つの陰線からなるパターン。最初の陰線と最後の陰線はほぼ同じ高さで、真ん中の陰線は最も安値となっています。弱気反転の兆候とされます。

https://www.sevendata.co.jp/pattern/kai/l.html より引用

朝星
下降トレンド終盤に現れる、3つのローソク足からなるパターン。最初の長い陰線、小さな実体の陽線、そして長い陽線で構成されます。強気反転の兆候とされます。

https://indianstocks.muragon.com/entry/4.htmlより引用


宵の明星
上昇トレンド終盤に現れる、3つのローソク足からなるパターン。最初の長い陽線、小さな実体の陰線、そして長い陰線で構成されます。弱気反転の兆候とされます。

https://www.dailyfx.com/jp/education/candlestick-patterns/evening-star-candlestick.htmlより引用


弱気パターン

下降トレンドへの転換や、トレンド継続の可能性を示唆するパターンです。

弱気の代表的なパターン

包み線
陽線に包まれた陰線、または陰線に包まれた陽線のパターンです。トレンド反転の可能性を示唆します。

陽線包み線
下降トレンド中の陽線に包まれた陰線です。強気反転の可能性を示唆します。

https://www.dailyfx.com/jp/education/candlestick-patterns/bullish-engulfing.htmlより

陰線包み線
上昇トレンド中の陰線に包まれた陽線です。弱気反転の可能性を示唆します。

https://www.dailyfx.com/jp/education/candlestick-patterns/bullish-engulfing.htmlよりより



十字線や小陰線、小陽線など、小さな実体を持つローソク足です。トレンドの弱さを示唆します。

https://www.a-tm.co.jp/top/securities/stocks-trading-apps/candlestick/#h_1765667151091640080408299より引用

それ以外にもたくさんありますが多いのでこの辺で割愛します。

パターンを見抜くポイント

  • ローソク足の形だけでなく、過去の価格変動や出来高なども考慮する。

  • トレンドラインやサポート・レジスタンスラインなどの指標と併用する。

  • 複数の時間軸で分析してください。

注意点

  • ローソク足パターンは万能ではありません。単独で安易に判断しないでください。

  • 過去のデータに基づいてローソク足の将来を予測することは危ないかもしれません。パターンはあくまでも参考情報として、投資判断は慎重に行うようにしましょう。

まとめと、ろうそく足を利用する際の個人的見解

ローソク足パターンは、投資判断の参考となる有効なツールの一つです。
それは間違い無いでしょう。
しかし、パターン単独での判断は避け、他の指標と合わせて分析することが重要だと思います。

私も投資を始めて間もない頃、ろうそく足を毎日来る日も来る日も、食い入るように見て株を買いました。
しかし皆様のご想像通り、結果が伴わないケースが多いことにすぐ気がつきました。
要するに過去のデータに基づいて将来を予測することはできないことを悟った訳です。
そのことは常に念頭におくべきでしょう。

最近はローソク足はほとんど気にせず、なんとなくそうなんだろうなーと言う傾向判断のために利用しています。

よく考えてみてください。
絶対当たるろうそく足なら、今までの投資家は全員平等に儲かっていないと辻褄が合いませんよね?

どんな有能なツールも経済指標もあくまでも道具の一つにすぎません。


いいなと思ったら応援しよう!

個人投資家 Taka Chan
ほぼ無料公開しておりますが、チップをいただけると励みになります! よろしければ応援のほどよろしくお願いいたします!