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2025年米国株決算シーズン到来! 個人的に確認しておきたい事について
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
今年も投資家の皆様にとって実りある一年となりますように祈っております!
さて、2025年最初の米国株決算シーズンが到来します。
今回の決算シーズンは、2024年の市場トレンドを振り返りつつ、今後の投資戦略を練る上で非常に重要な機会となります。
今回は、投資家の皆様が注目すべきポイントを個人的にまとめました。
注目ポイントは人それぞれかと思いますのでご了承ください。
それではどうぞ!
マクロ経済の動向について3つ確認しておきたい
FRBの金利政策: 2024年から続く利下げは、2025年も継続される見込みです。しかし、そのペースや規模は不透明で、市場への影響も未知数です。金利に敏感なセクター(不動産、金融など)への影響は注意深く見守る必要があります。
インフレや雇用環境: インフレはピークを過ぎたとはいえ、依然として予断を許さない状況です。物価上昇が企業のコスト構造や消費者の購買意欲にどう影響するか、企業の見通しやガイダンスから読み解くことが重要です。そして雇用についても確認しておきたいです。
ドル高: 現在のドル高は輸出企業の業績を圧迫する可能性があります。多国籍企業の決算では、為替の影響について詳細を確認しましょう。
セクター別の動向について
ハイテク株
2024年はハイテク株の好調が目立ちましたが、2025年もこの勢いが続くのか、それとも下落の調整局面を迎えるのか。Apple、Microsoft、Googleなど、主要企業の業績や見通しが市場全体を左右する可能性があります。すでにNASDAQ指数は金利も影響してか調整気味に見えます。
エネルギー株
原油価格の動向、再生可能エネルギーへの移行、政府の政策など、エネルギーセクターを取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。各企業の戦略や業績や見通しを確認したいと思います。
金融株
金利動向は金融セクターの業績に大きな影響を与えます。FRBの利下げが銀行の収益にどう影響するか、各社の見解に注目しましょう。
個別企業の決算について
売上高と利益: 市場予想を上回るか、下回るか。売上高と利益の成長率は? これらの数字は、企業の現状を把握する上で基本的な情報となります。
ガイダンス: 今後の見通しは楽観的なのか、慎重なのか。企業が示すガイダンスは、今後の株価動向を占う上で重要な手がかりとなります。
経営陣の発言: 決算説明会やIR資料などで、経営陣はどのようなメッセージを発しているのか。今後の事業戦略、リスク要因、市場環境への見方などを注意深く確認しましょう。
その他の注目ポイントについて
株主還元: 自社株買い、配当など、株主還元策は強化されるのか。企業の株主還元策は、長期的な投資において重要な要素です。
M&A: 企業買収や合併の動きは活発化するのか。M&Aは、企業の成長戦略や業界再編を促す可能性があります。
ESG: 環境、社会、ガバナンスへの取り組みは企業価値にどう影響するか。ESGへの意識の高まりは、企業の持続的な成長にとって不可欠ですがトランプ大統領はESGに懐疑的で大統領令で停止を発表しています。
確認:トランプ政策の企業影響を考える ― 米国新政権の政策見通し
決算とは別角度ですが、トランプ大統領は大変実行力のある大統領ですので政策の確認をしておきたいと思います。
主な確認ポイント
基本方針について
「アメリカ第一主義」「MAGA」に基づき、国内産業優先方針。
化石燃料増産、関税引き上げ、小さな政府の実現を目指す。
反ESG(環境・社会・ガバナンス)姿勢の強化や停止措置。
環境・エネルギー政策
化石燃料の増産を促進し、パリ協定から再離脱。
EV補助政策を撤廃し、脱炭素政策を大幅に転換。
ESG要因を考慮した年金投資を禁止。
貿易・投資政策
中国からの輸入品に最大60%の関税を課す可能性。
メキシコ・カナダ、他国製品への関税強化。
WTOの最恵国待遇を撤廃し、安全保障を理由に輸入規制を強化。
税制政策
米国内で生産する企業の法人税率を15%に引き下げ。
個人所得税減税(トランプ減税)の延長を検討。
日系企業への影響
再生可能エネルギー市場の停滞が予想される一方、ハイブリッド車やディーゼル車への需要増加は追い風。
サプライチェーンの見直しが必要になる可能性。
最後に
インフルエンサーじっちゃまから学んだ良い決算の定義、掟。
EPS、売上高、ガイダンスの数字がどれも上回っているか確認。
また決算発表は過去の業績を反映したものであり、将来の業績を保証するものではありません。
市場予想もあくまでも予想であり、実際の結果と異なる場合があります。
2025年1月版決算マガジンを立ち上げました。
徐々に公開してまいります。
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