内閣府発表資料より:2024年7月1日現在:日本のGDP現状と世界との比較
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
内閣府が2024年7月1日発表した2024年1-3月期四半期別GDP速報(改定値)によると、日本の経済成長は以下のようになっています。
調べてみました。
それではどうぞ!
内閣府の発表資料はこちら
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/pdf/main_1r.pdf
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2024/qe241_2/pdf/jikei_1r.pdf
ニュース、マスコミではこのように報道されています。
結論から言えば、日本経済は依然として低成長であり、特に民間最終消費支出の減少が顕著です。
ニュースの見出しでは、日経などの大手も建設統計の改正などと書いてありますが、 今回1番気にしなくてはならないのは個人消費の部分じゃないでしょうか? 個人的には1番大事なところが抜けていて、新聞としては的がズレていると思います。
日本のGDP現状を確認してみよう!
内閣府が発表した2024年1-3月期四半期別GDP速報(改定値)によると、日本の経済成長は以下のようになっています。
実質GDP成長率(前期比)
2024年1-3月期: -0.7%
これは、前年同期比で-2.9%の減少となります。
名目GDP成長率(前期比)
2024年1-3月期: -0.2%
これも、前年同期比で-0.9%の減少となります。
主要項目別の成長率
民間最終消費支出: -0.4%
公的最終消費支出: 0.1%
総固定資本形成: -0.1%
財貨・サービスの純輸出: -1.2%
日本経済は依然として低成長であり、
特に民間最終消費支出の減少が顕著です。
世界との比較
世界の主要国と比較すると、日本のGDP成長率は低調です。
以下に、主要国の2024年1-3月期の実質GDP成長率を示します。
アメリカ
実質GDP成長率: 1.4%
名目GDP成長率: 4.8%
中国
実質GDP成長率: 6.3%
名目GDP成長率: 7.5%
ユーロ圏
実質GDP成長率: 0.7%
名目GDP成長率: 2.1%
まとめ
日本の経済は、2024年1-3月期においてマイナス成長を記録しており、民間消費の低迷がその主な要因です。個人消費支出の減少が顕著であり、これが経済全体の成長に大きな影響を与えています。
世界の主要国と比較しても、日本の経済成長率は低く、特にアメリカや中国(中国は少し数字に疑問がありますが)に大きく遅れを取っています。
今後の経済政策や消費動向に注目が必要です。
参考サイト