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2024/03/11:Oracle (ORCL) Q3 2024 Earnings Call Transcript

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。

2024/03/11、$ORCL(オラクル)のカンファレンスコールの要約です。
前半の冒頭と、質問と回答に分けてあります。
経営側の発言のみに絞り込んでおります。


冒頭より

  • 第3四半期の収益は予想通りで、EPSはガイダンスの上限を0.02ドル上回りました。

  • OCI(Oracle Cloud Infrastructure)はオラクル全体の収益加速の最大の推進力として浮上し、他のクラウド競合よりも速いスピードで成長しています。

  • 顧客は、OCIに移行することでコスト削減のみならず、ミッションクリティカルなワークロードに必要なフルスタック技術、組み込まれたAI機能、導入の柔軟性、およびマルチクラウド製品を得られることを評価しています。

  • 第3四半期のクラウド(SaaSとIaaS、サーナー除く)の売上高は26%増の44億ドル、Cernerを含むクラウドの総収益は24%増の51億ドルでした。

  • オラクルのクラウド収益はライセンスサポート収益を初めて上回りました。

  • 第3四半期のクラウドサービスとライセンスサポートの合計収益は11%増の100億ドルでした。

  • 非GAAPベースの営業利益は58億ドルで、前年比12%増加しました。

  • 非GAAP EPSは米ドルで1.41ドル、16%増加しました。

  • オラクルは、第3四半期にNvidiaとの大規模な第2世代クラウドインフラストラクチャ契約を締結しました。

  • オラクルは、生成人工知能を最大限に活用するために業界固有のアプリケーションを完全に再設計しています。その一例が医療分野での活動です。

  • 第4四半期のガイダンスでは、サーナーを含む総売上高が4%から6%増、サーナーを除く総売上高が6%から8%増と予想されています。

  • 第4四半期の非GAAP EPSは、1.62ドルから1.66ドルの間と予想されています。

質問と回答

  • サフラ・キャッツ(最高経営責任者)は、データセンターの容量や電力に焦点を当てた取り組みについて言及し、新しいAI予約が多数あるが、まだオンラインになっていないことを示唆しています。

  • ラリー・エリソン(会長兼最高技術責任者)は、オラクルが記録的なレベルでデータセンターを構築していること、データセンターが完全自動化されていること、そして米国には世界最大のAIデータセンターを建設中であることを強調しました。

  • エリソンはまた、マルチクラウド契約について言及し、日本の企業がオラクルのクラウドを採用していること、およびオラクルがMicrosoftと20のデータセンターを構築していることを示しました。

  • サフラ・キャッツは、次年度の設備投資が約100億ドルになることを予測しています。

  • GPUの可用性については、オラクルが非常に優れたアクセスと機能を持っているとキャッツが述べています。

  • エリソンは、オラクルがAzure上でOracle DatabaseとOCIを実行できるようにしたことが、より強力な導入サイクルを解放する鍵になると信じています。

  • 最後に、エリソンは「Government in a box」と呼ばれるソリューションについて言及し、オラクルが国家レベルのデジタル業務を支援するために、StarlinkやTony Blairプロジェクトと協力していることを強調しました。

出典:モトリーフールより
https://www.fool.com/earnings/call-transcripts/2024/03/11/oracle-orcl-q3-2024-earnings-call-transcript/ 


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