投資初心者必見:PBR、PER、ROEって何?簡単解説!
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
投資を始めたばかりの方にとって、PBR、PER、ROEといった用語は少し難しく感じられるかもしれません。
でも順に見ていけば難しくないんです。
これらの指標を理解することは、賢い投資決定を下す上で非常に重要です。この記事では、それぞれの指標が何を意味するのか、そしてどのように使えるのかを簡単に解説したいと思います。
それではどうぞ!
⑴.PBR(株価純資産倍率)
PBRとは、株価純資産倍率のことで、企業の株価がその純資産(会社の資産から負債を差し引いたもの)に対してどれだけの価値があるかを示す指標です。
因みに、昨年日本の東証は企業のPBR改善に舵を切りました。
東証が要請を実施した背景には、以下の課題があった為です。
日本の株式市場は、欧米市場と比べて低迷している。
日本の企業は、欧米企業と比べて株主還元が低い。
日本の企業は、資本効率が低い。
これらの課題を解決するために、東証は企業に対して、株主資本を効率的に活用し、株主価値向上に努めることを求めています。
外れたので話を戻します。
計算式は以下の通りです。
PBR = 株価 ÷ 1株あたり純資産
PBRが1未満であれば、株価は純資産に比べて割安と言えるでしょう。一方、PBRが1を超える場合、市場はその企業に対して高い評価をしていると解釈できます。
⑵.PER(株価収益率)
PERは株価収益率を指し、企業の株価がその利益に比べてどれくらいの評価をされているかを示す指標です。
計算式は次のようになります。
PER = 株価 ÷ 1株あたり利益(EPS)
PERが低いということは、少ない投資で多くの利益を得られる可能性があることを意味し、一般的には投資のチャンスと見なされます。しかし、あまりに低すぎるPERは企業に問題がある可能性を示唆することもあります。
⑶.ROE(自己資本利益率)
ROEは自己資本利益率を表し、企業が自己資本でどれだけの利益を生み出しているかを測る指標です。
計算式は以下の通りです。
ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)
ROEが高いということは、企業が効率的に資本を活用して利益を生み出していることを示しています。投資家としては、高いROEを持つ企業に投資することで、資本の効率的な利用から恩恵を受けることができます。
まとめ
PBR、PER、ROEは投資判断において重要な指標となります。これらの数字を複眼的に見ることで、企業の財務状況や市場評価、効率性を把握することができ、より良い投資決定に繋がります。
皆様の投資家としての幅が広がることを願います。