見出し画像

Walt Disney:ウォルト・ディズニー($DIS) Q2決算報告とカンファレンスコール要約

2024/05/07に発表されました、Walt Disney (NYSE: DIS)Q2の決算報告です。

基本的に経営陣の発言のポイントだけに絞り込んであります
決算元はプレスリリースより

収益レポート
https://thewaltdisneycompany.com/app/uploads/2024/05/q2-fy24-earnings.pdf

財務調整

https://thewaltdisneycompany.com/app/uploads/2024/05/reconciliation_q2_fy24.pdf

カンファレンスコールはモトリーフールからです。

それではどうぞ!

◆決算内容

EPS予想:$1.11に対し、 結果$1.21 でした    OK
売上高予想:$22.15B に対し、結果$22.1B でした ミス

FY24のガイダンス
EPS予想:$4.71に対し、新ガイダンス+25%を提示 ミス

◆2024年第1四半期の財務結果のハイライト

  • 収益

    • 2024年第2四半期の収益は前年同期比1%増の220億8300万ドル。

    • 半年累計で前年比1%増の456億3200万ドル。

  • 純利益

    • 第2四半期の希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.69ドルから0.01ドルの損失へと減少

    • 半年累計では希薄化後EPSが1.39ドルから1.03ドルへと26%減少。

  • 運用収益

    • セグメント別運用収益は第2四半期で前年比17%増の38億4500万ドル。

    • 半年累計では22%増の77億2100万ドル。

  • キャッシュフロー

    • 運用からのキャッシュは第2四半期で前年比13%増の36億6600万ドル。

    • 半年累計では運用からのキャッシュは前年比で159%増の58億5100万ドル。

    • 自由キャッシュフローは第2四半期で21%増の24億700万ドル、半年累計で前年のマイナスから33億2900万ドルへ大幅改善。

  • 重要なポイント

    • エンターテインメントの直販(DTC)ビジネスが第2四半期に利益を上げ、第4四半期の利益化を目指す。

    • ディズニー+コアの加入者数は第2四半期で600万人増加。

    • スポーツ部門の運用収益は前年比若干減少。

    • エクスペリエンス(体験)ビジネスが収益の大きな成長源となり、第2四半期の収益は10%増、運用収益は12%増。

◆ カンファレンスコールの要約

2024年第2四半期の調整後EPSは前年比30%増加し、全年の調整後EPS成長目標を25%に引き上げました。

  • エンターテイメント部門とストリーミングビジネスが特に好調で、ストリーミングサービスの利益達成が注目されました。

  • HuluをDisney+に統合し、広範な一般エンターテイメントコンテンツをプラットフォームに提供開始。

  • ESPNのコンテンツをDisney+に追加予定で、スポーツファン向けのさらなるサービス向上を図っています。

  • 映画スタジオからは、期待される複数の大作映画が公開予定で、劇場公開ビジネスも好調が期待されます。

  • FXの「Shogun」がストリーミングプラットフォームで大ヒットを記録。

  • スポーツ放送では、特にESPNが視聴率の面で強い成績を収めています。

  • 体験ビジネス(パークスやリゾートなど)も収益の大きな柱となり、特にディズニーランドリゾートの拡張計画「Disneyland Forward」が進行中です。

  • 全体的に、ディズニーの多角的なビジネスモデルが強化されつつあり、戦略的な優先事項に沿った堅実な実行が見られます。

    以上となります。

米国株決算を集約したマガジンを作成しました。
決算報告はすべてここに集約していきます。
よければフォローしてください。
投資家様のお役に立てれば幸いです。



いいなと思ったら応援しよう!

個人投資家 Taka Chan
ほぼ無料公開しておりますが、チップをいただけると励みになります! よろしければ応援のほどよろしくお願いいたします!