FACT SET、2024年6月14日版:S&P500最新情報、要点報告
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
FactSetレポートは、世界中の投資家や金融機関に利用されている、米国株投資に役立つレポートです。
米国株投資している方は読んでおいて損はありません。
大雑把なポイントを要約していますのでご覧ください。
それではどうぞ!
原文レポートはこちら
◆レポートが伝えたい主要な事
FactSetの2024/06/14の「Earnings Insight」レポートの要約は以下の通りです。
主要指標
利益成長率: 2024年第2四半期のS&P 500の予想利益成長率は前年同期比で9.0%。
利益修正: 2024年3月31日時点の予想成長率も9.0%。5つのセクターでEPS予想が上方修正。
利益ガイダンス: 2024年第2四半期、67社がマイナスのEPSガイダンス、44社がプラスのEPSガイダンスを発表。
バリュエーション: S&P 500の12ヶ月先の予想P/Eレシオは21.0。これは5年平均の19.2および10年平均の17.8を上回る。
利益スコアカード: 2024年第2四半期の4社中、3社がEPSサプライズ、2社が売上サプライズを報告。
今週のトピック
アナリストの楽観度: S&P 500の株式に対する評価で、買い評価が54.7%、ホールド評価が40.3%、売り評価が5.0%。
セクター別評価:
コミュニケーションサービス(63%)、エネルギー(62%)、情報技術(60%)が最も高い買い評価率。
消費財(46%)、素材(46%)が最も低い買い評価率。
第2四半期の収益シーズン
利益成長: 2024年第2四半期のS&P 500の利益成長率は前年同期比9.0%と予想。これは2022年第1四半期以来の最高成長率。
セクター別利益成長:
コミュニケーションサービス、ヘルスケア、情報技術、エネルギーの4セクターが二桁成長を予想。
素材セクターは最も大きな減少(-8.5%)を予想。
収益ガイダンス
四半期ガイダンス: 111社がEPSガイダンスを発表、67社がマイナス、44社がプラス。
年間ガイダンス: 269社中124社がマイナス、145社がプラスのガイダンスを発表。
収益修正
エネルギーセクター: エクソンモービルとシェブロンが牽引。
通信サービスセクター: アルファベットが牽引。
産業セクター: ボーイングが大幅な減少。
収益成長の見通し
2024年通年予測: 11.3%の利益成長、5.0%の売上成長を予想。
2025年通年予測: 14.3%の利益成長、6.0%の売上成長を予想。
以上となります。
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