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投資初心者さん必見!EBITDAって一体何?解説します
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
投資の世界でよく聞く「EBITDA(イービットディーエー)」って、なんだか難しそうで敬遠していませんか?でも実は、企業の本当の収益力を知る上で、とっても重要な指標なんです。
この記事では、投資初心者さんに向けて、EBITDAについてわかりやすく解説します。EBITDAを理解すれば、企業分析が少しは楽しくなること間違いでしょう。
それではどうぞ!
EBITDAって何?
EBITDAは、「Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization」の頭文字を取ったもので、日本語では「利払い前・税引き前・減価償却前利益」といいます。
日本読みですと「イービットディーエー」「イービッタ」「エビーダ」などさまざまです。
簡単に言うと、 EBITDAは、企業の本業で※どれだけ稼ぐ力があるか を示す指標です。
なぜEBITDAが重要なの?
EBITDAが注目される理由は、次の3つです。
企業の本業の儲けがわかる
EBITDAは、金利や税金、減価償却費などの影響を除いた利益なので、企業が本業でどれだけ安定して稼いでいるかを見ることができます。企業間の比較がしやすい
EBITDAは、業界や国によって異なる会計基準や税制の影響を受けにくいので、異なる企業間の収益力を比較するのに便利です。企業の買収価格の目安になる
M&A(企業の合併・買収)では、EBITDAに一定の倍率をかけたものが買収価格の目安になることがあります。
EBITDAの計算方法は?
EBITDAの計算式はいくつかありますが、一般的には次の2つがよく使われます。
EBITDA = 営業利益 + 減価償却費
EBITDA = 税引前当期純利益 + 特別損益 + 支払利息 + 減価償却費
EBITDAを使う上での注意点
EBITDAは便利な指標ですが、いくつか注意点もあります。
キャッシュフローとは異なる
EBITDAはあくまでも利益であり、実際のキャッシュフローとは異なります。設備投資など、キャッシュの支出を伴う費用は考慮されていないので注意が必要です。有利子負債が多い企業には注意
EBITDAは有利子負債の返済能力を考慮していないため、有利子負債が多い企業の場合、EBITDAだけでは判断できません。
まとめ
EBITDAは、企業の本業の儲けを知る上で非常に重要な指標です。EBITDAを理解すれば、企業分析がもっと楽しく、深くできるようになるでしょう。
ただし、EBITDAだけで企業のすべてを判断することはできません。
他の財務指標と合わせて総合的に判断することが大切です。
この記事が、あなたの投資人生の一助になれば幸いでございます。
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