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観測範囲でのうちゅ友

アイドルグループ・20th Century(トニセン)が2024年コンサートで生み出したキャラクター、うちゅ友(マロロ・ピロロ・ヨロロ)が、ファンの間で人気だ。

彼らは宇宙で音楽フェスをやっているスタッフ達で、自らも音楽をやっている様子が窺える。

本公演内のグッズやステージに表示されたアニメなどでしかお目にかかれない存在ながら、想像の余地が非常に大きく、トニセンファン達がその世界を拡げていっている。

うちゅ友については上記以上の展開が公式にない以上、皆がそれぞれに設定を作っている。
私はそれを楽しんで見ているので、せっかくならその設定達をまとめてみることにした。

正解はひとりひとりの心の中にだけある。
そこを履き違えることなく、楽しくみていきたい。


【総合】
基本的に何らかの理由で地球に派遣されている。
そして地球ライフを満喫している。
あまり音楽の話はしていない。

言葉の記述がカタカナのケースと普通の書き方のケースがあり、ピロロだけカタカナも見受けられる。
「地球人には(翻訳しないと)マロマロ/ピロピロ/ヨロヨロに聞こえる」「語尾にマロ/ピロ/ヨロがつく」といったパターンもある。

仲間キャラクターについて。
パラボラアンテナ型ロボットのPARABOは家に彼をお迎えした人のところで出やすいと思う。
ワンフーちゃんは「俺ら」の代替になりがち。

【マロロ】
パンフレットでも、よく似た地球人(坂本さん)と直接絡みにいかず、お互い人見知り気味な雰囲気を醸す子。それでいてコンサート中に客を煽っていたので、ステージ上ではキャラが変わるのかもしれない。

だいたいキュートで真面目なお兄さんみたいなキャラになっている。時に不憫な目に遭いがちなのは坂本さんのイメージが強いからかもしれない。
「三銃士」や坂本さんソロコンに行った子はそのカッコよさに憧れていることが多い。
そして、多くの場合でビールが好物。

ぬいぐるみは、イヤーカフや王冠などでツノをオシャレにされがち。
横を向いている関係で「目線が合わないマロロ」の風景ができることもある。

【ピロロ】
パンフレットでは表情豊かだし、フェスOPで長野さんが披露したピロロイメージの声もキュルルン☆としているのに、そのコンサート内のアニメの動きが面白過ぎたためそちらに引っ張られる人が多数。
ぬいぐるみの眼力の強さも相まって、最も「ウチュウジン」扱いされがち。(上記のカタカナ語など)

ピロロに食いしん坊設定は公式には存在しなさそうだが、皆その設定をつけている。
気がつくとピロロと食べ物とのぬい撮りが定番となって久しい。(ツアー中にうちゅ友ぬいの在庫を枯らした理由は主にこれだと思う。)

ぬいぐるみのオシャレの方向性が、女子。だいたいヒラヒラしたものを身に着けている。

【ヨロロ】
パンフレットでも末っ子みが強めではあるものの、それ以上に見た目のバブみに引っ張られがち。
年齢設定はさまざまだが、子供っぽさが強いと、マロロパパとヨロロちゃんのような構図になることもある。

井ノ原さんの目に忠実な目(瞳にハイライトあり)とシュールな場面とも相性が良い。公式設定でおねむな時とニッコリした時に細目になるので、そこも愛でられている。

ぬいぐるみは、ツノにリボンの他、ぬい用のフードがあると真っ先にかぶる(かぶらされる)傾向があるように思う。なおツノが入らないものはピロロに回る。


【おまけ:私のうちゅ友設定】

マロロ
ギャラソニの古参スタッフの1人。
DJマロロとして、ギャラソニpresentsの宇宙ラジオ音楽番組も担当。
スタッフとしては真面目にコツコツ働くタイプ。地球出張の際はチームの責任者としてチームを率いていた。コンサート中の例の捕獲作戦は、挙動からしてたぶん彼が指揮している。
他方、マイクを前(もしくは上)にするとイケパス(イケボのテレパシー版)のDJ、もしくはボーカリストになる。あまりのカッコよさから、ワンフーは「マロロ様」と彼を呼ぶ。
コアなワンフーほど、内気で恥ずかしがりやなマロロちゃんとDJマロロ様の両方を愛していたりする。

我が家のぬい:家主へのツッコミ担当。最初はもっと申し訳なくツッコんでいた気がする。あとビールを飲ませてもらえないのが不満。

ピロロ
ギャラソニ出演者やオーディエンスの環境整備の責任者。
さまざまな宇宙人がギャラソニ会場で心地よくいられる為には、宇宙語翻訳機、環境適応スーツ、飲食店の星人ごとのフードの飲食可否(地球人なら重金属フードは食べられないし、ガス型宇宙人は気体にできないフードは駄目かもしれない)などの準備が必要で、時にはデータを取りにその星までUFOで赴く。
UFOの特殊なワープ航法の免許を取り、地球とのオファーで早速その航法ができるUFOを駆った。地球人側の宇宙船(笑)ごと地球との行き来をサクサクやれたのは、彼のこの免許のお陰。
UFOの操縦レバーと楽器を持った時に性格が変わるタイプだが、普段はかわいい見た目とボイス(テレパシー)がワンフーに人気。「ピロロちゃん」と呼ばれることが多い。

我が家のぬい:家主にムダ情報の多い「ピロロの地球メシ」をやらされていて、地球のデータ取りに苦労している。北海道179市町村が読めるようになってきた。

ヨロロ
のんびりゆるゆるな子ながら、実はギャラソニのキャスティングを握る責任者。
ツノの力で宇宙中の音楽情報もキャッチでき、テレパシー語圏に存在しない音楽についても一通り語れるほどに勉強熱心でもある。
銀河チャートに増えてきたJ-POPの中で、数多くの宇宙人の心を掴んだ「WAになっておどろう」を、是非生でオーディエンスに聴かせたい(自分も聴きたい)という思いが強く、惑星間国交を開いていない地球からアーティストを呼ぶと決めた。
ツノは出力の方も強く、クルクル回りながら遠方のオファー相手と交信することもできる。文字通り次元の異なるビヨンビヨンボヨンセのオファーも成功させた有能ぶり。
ただ入出力ともに疲れるので、どちらも弱めてだらっとしていることも多い。
普段のゆるゆるな感じと、音楽にかける情熱が溢れた時とのギャップは大きい。(イメージに近いのは、歌ってない時と歌っている時の中島みゆきさん)
音楽ファンからは尊敬の念をこめて「ヨロロさん」、アイドル的な見方をするワンフーからはかわいらしさを評して「ヨロロちゃん」とよばれがち。

我が家のぬい:家主への説教担当。イラストより風貌がキリッとしており、精神的に大人。

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