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【歌詞】遥かなステージ
男には才能があった
だが運がなかった
あと5年早く生まれてたなら
きらびやかなスタートを切れただろう
男が惹かれた世界も また
今や時流に合わず
「それでも俺はこれしかない」と
草生(む)す荒れ道を歩き出した
「石の上にも三年」
それは ゴールが見える世界だけに
通じることだと
わかっていても
男はただ 続けることを選んだ
不意の雨にずぶ濡れになろうとも
愚かだと陰口を叩く者すら飽きるほど
遥かな道のりを歩き続けた
やがて男の周りには
同じ思いの仲間と
手を差し伸べてくれる人々が
荒れ道の先に光を照らす
泥だらけ傷だらけ
ある意味 無様な姿のフードの中
ステージに見合う
華やかさが覗く
強く穏やかな笑み浮かべて
「一意専心」
美談に まとめることなら簡単だ
長い大嵐が晴れた後ならば
今だから「大変だった」で済ませてる
輝く男 嘲笑う者はもう居ない
だが彼は知る
光溢れたこの先も荒野は続いていた
血まみれの歩みはまだ止められない
自分の時を取り戻したから 終わりではない
薄っぺらなステージから落ちないための 戦いは続く
いつか老いて振り返った時 男は言うのだろう
「血と涙を流しただけの甲斐はあった」と…
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★メロディは自由につけてください。
ここに書いてない部分の歌詞の補作は構いません。(ご依頼があれば書きます。)Ahーの追加や合いの手追加のようなものもOKです。
★許可なく改変したり、私が書いた部分をご自分の名義にしてしまうのは駄目です。
改変はご一報くださればOKです。
★曲をつけられて公開された場合、お知らせいただけたらありがたいです!
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今回の構想:
明確にフォークソングを想定して書きました。
学生時代に聴いていたラジオ番組のパーソナリティ(フォーク歌手)、そして今推しているアイドルと、まさに5年ほど早く産まれていたらもっと楽に売れていたはずなんだよな…と思っていて。彼らが今回のコンセプトとなっています。