札幌市内限定・サイコロの旅ができるまで(3)
表を公開します
さて、前回作成した表が完成しました。
ここでどんな表が完成したのかを説明します。
(長くなったので、今回はこの話で終わります…)
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汎用表
まずは「汎用表」からですね。「特殊な駅」の条件にから外れた駅用に作りました。
地下鉄
JR
市電
何故地下鉄駅の「5」のランダム表を市電にしたかといえば、札幌市電は現在中央区にしかないことと、ロープウェイに飛ぶ可能性を増やした方が面白そうだからです。
実際に円山公園駅にて、「5」で当てはめた「西線6条停留所」に飛ばされ、次のターンでロープウェイ山頂に飛ばされました。
ランダムで決める枠の一覧はPDFでご覧いただきましょう。
こちらよりどうぞ。
「他」となっているのは、特殊な駅ではないものの、特殊な駅の表から直接指定されて飛ぶ駅でした。
今思うとランダム表に入れて良かったように思います。
では、「1」などの差し替え部分がある駅で、特徴のある個所を抜き出してみます。
駅間が徒歩
地下鉄・JRの琴似駅、あるいは麻生駅~新琴似駅を、お互い徒歩で移動するケース。どちらも15分程度で着く距離ですが、2回連続で引いてしまうと行ったり来たりします。とはいえこのくらいならまだ良くて、徒歩シリーズで最も鬼畜なのはこれだと思います。
バスであちこち飛ばされる
福住駅でも「札幌ドーム」に徒歩で行かされる選択肢はあるのですが、これは地味に心折れそうだよね。手稲駅→宮の沢駅というのもあります。
このシリーズで、入れるかどうか最も迷ったのはこれです。
特殊な駅の表
続いては、特殊な駅に対する固定の表をみていきましょう。
スタート地点(宮の沢駅)
単に時間の削減のために、ランダムなしの決め打ちで作りました。宮の沢駅からJR手稲駅のルートはやめましたが、たぶん入れるとすれば「2」でしたね。
「6」がいきなりゴール大通駅となっているのですが、汎用表でもJRと地下鉄はずっとゴールとなっています。
本家では、札幌に直接戻れるルートがある場合は常に「札幌」がサイコロ表に含まれます(西日本とか行くと消えがち)。そういう事情から、目の前にゴールをちらつかせておくのは本家準拠となります。
各路線の乗り換え駅
地下鉄と市電の間は汎用表の「1」を替えるだけでとどめていますので、主に「JRと地下鉄の接続駅」である札幌駅・新札幌駅と、「地下鉄・市電の乗り換え他、徒歩で南北線と東豊線を行き来できるすすきの駅/豊水すすきの駅」という、汎用表では表現の難しいケースを取り上げています。
惜しい駅編
上記以外で、目の前に大通駅がある2駅が該当です。1/2の確率でゴール。
端っこ駅
地下鉄東西線は既に出ているので、それ以外の駅を掲載します。
まずはこれですね。定山渓温泉が存在する真駒内駅。
それ以外の地下鉄駅はこうなります。
JR駅。嫌らしいところは「6」が別路線になるということで、
例)函館本線ほしみ駅→桑園駅→札沼線あいの里公園駅
といった乗り換えでイライラが溜まる可能性があります。
JRの路線分岐駅
聖地:南平岸駅
かつてのHTBの根城にして、平岸高台公園のある南平岸。ここだけは別途作らなければならないと思っていました。聖地巡礼チャンス。
「6」に書いてある通り、HTBの引っ越し先は大通駅直結のビルとなっています。それもあってゴールが最大2つになる可能性があるため有利…にみせかけておいて、真駒内駅から定山渓の可能性も含まれています。
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いかがでしたでしょうか?
これを持って2023/4/29、私は旅に出たのでした。
次回、旅の裏話で、このシリーズをお開きにしようと思います。