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【歌詞】散弾
白い風景は
やがて緑に
時に花を添えて
そして紅く
鋭い眼があれば
キャンバスの上に
貼り付けることも
できるだろうけど
言葉はいつも脳内から
湧き出てるけれど
脈絡のない弾は
情景の脇をかすめるだけ
本当は狙って撃ち抜きたい
届け誰かのもとへ
だけど手にしているのは
照準の狂った散弾銃だけ
雨が降って
吹雪で大荒れ
時に雲間から陽が
輝く月
美しい声があれば
風に詩(うた)を載せ
飛ばすことだって
できるだろうけど
刻々と変わる日々の姿を
切り取れればよいが
手元にあるナイフも
錆びついてもう幾年
本当はずっとそのまま
手にしていたいものが
刃先の向こうに飛んで行く
手を伸ばしても届くことは…
仮想の人混みの中で
手にした銃を構える
狙いを定めずに
言葉の弾丸飛び散るままに
まぐれ当たりを期待しながら
その引き金を引け
欠片でも形にできたなら
武器を振り回す甲斐もあるだろう
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今回の構想:
脈絡のない言葉の欠片はバンバン出てくるものの、まとまらないとここの上ない。
毎日やっていると、才能と技術と努力の足りなさが如実にでますね。あと語彙力。
当初は「届け愛しい人の胸へ」と、ラブソング寄りの曲になるはずでした。が、どうにも話が繋がらない。愛を語るのは苦手です。
写真は札幌市のサッポロファクトリーです。
秋になるとレンガの建物を囲む蔦が紅葉して、とても美しい。
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★メロディは自由につけてください。
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