【歌詞】或る少女の歌

オリジナル歌詞【或る少女の歌】

美しくなびく髪と
そして美しい歌声が
彼女の誇りだった


歌なんて道楽は男がするもので
女がするべきことは炊事と洗濯

噂話に花を咲かせることは許されたし
不幸と言い切るほどではなかったけれど

水を汲む湖で歌うだけの
彼女のことを知る友が
ジプシー達とともにささやく
「自由が欲しくないか」と

流れ者達は女を開放する闘士
戦い教えて闘士を増やす
男達の奴隷にならない生き方
村の外にある「常識」だと

村の女達は噂に隠して
武器の扱いを学んでいった
知ってしまったから憧れる
もっと自由な生き方を

彼女は広場のステージで歌うために
最初で最後の乱暴に手を染める

静かな暮らしには不満はなかった
小さな願いを認められたかっただけ

有り合わせの武器を振り回す
友たちの傷に薬を塗る

村人同士の血で塗れた
広場を目にしながら

半ば滅びた村で
男の譲歩引き出して
来年の春の祭りに
きっと彼女の舞台が…

彼女はいつもの通りに
家族の為に家事をして
友だった闘士が
彼女にナイフを突き刺す

「それは私達の思う
　自由な人生ではない。
　逆行は許さない」
彼女の意思を無視して、叫ぶ

美しくなびく髪と
響き渡る断末魔
彼女の夢は潰えた

自由な人生とは
生き方を選べること
彼女の選びたかった
ささやかな幸せは何処

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今回の構想

「女性だから」という理由でその人に合わない仕事をさせられるのもよくないように、その人が例えば専業主婦をしたくてやっている場合にそれを叩くのも良くないわけです。

自由というものを履き違えてはいけないと思いますよ。

（専業主婦を選びたくても選べないほど生活が苦しい人が多い、という時代になっていますが…）

組曲形式を想定した作品ですが、どこで元のフレーズに戻すか、等の別な考慮が要りますね。

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★メロディは自由につけてください。
　ここに書いてない部分の歌詞の補作は構いません。（ご依頼があれば書きます。）Ahーの追加や合いの手追加のようなものもOKです。

★許可なく改変したり、私が書いた部分をご自分の名義にしてしまうのは駄目です。
改変はご一報くださればOKです。

★曲をつけられて公開された場合、お知らせいただけたらありがたいです！