オフィス北野やたけし軍団という名前さえも知らない若い世代への認知度向上という課題を感じた。
若い世代には通用しなくなった名称
先日、芸能事務所TAPの若手ライブ「カンニング」でのワンシーン。
舞台上の芸人さんの一人が、自分たちが所属する事務所TAPの紹介をする時に「元はオフィス北野っていうビートたけしさんが居た、たけし軍団がやっている事務所なんです。」って言っても、客席からのリアクションが極薄で、認知されている様子がなかった。
ビートたけしファンとしては少し寂しい気持ちもありましたが、地上波バラエティーを隈なく見ているようなテレビっ子じゃないとビートたけしさんは今はそれほどテレビ出演は多くないし、たけし軍団としてのテレビ出演もないので、全盛時代を知るきっかけも少ないだろうから、これは致し方ないことなんでしょう。
そういえば、一昨年、水道橋博士の誕生日にお花を贈る時にも花屋さんに送り先の名前を水道橋博士って伝えても「???」っていう反応をされ、「たけし軍団」って言っても「???」な反応で、ビートたけしさんのお弟子さんって言ったところで、やっとリアクションがある感じだったのを思い出しました。
薄々は感じていたものの、今回の若手のライブで改めて現実を知らされた感じ。
事務所のネームバリューでなく「個」や「チーム」で勝負するしかないのかな
余計なお世話な話にはなりますが、事務所の名前や所属芸人さんの認知度が若い世代にとっては低い現状、そのネームバリューでは戦えないので、それぞれが「個」で勝負するか事務所所属芸人で「チーム」として何かを起こして勝負するしかないのかもしれない。
グレープカンパニーなどもサンドウィッチマンが世に出てから知られるようになり、芸人さんが事務所の名前を広めたように、TAPも誰かが突出して世に出れば、「TAP所属なんです!」と事務所の名前に恩恵を受けられる日が来るかもしれない。
SNSでのバズりも一瞬で忘れられていく時代
上手にSNSを使いバスっても瞬間風速ですぐに忘れ去られていく時代、事務所ライブをチーム一丸となってもりあげていくか。それぞれが自主ライブ開催でしっかり固定のファンを獲得しつづけて、箱(劇場)をどんどん大きくしていけるようにしていかないと、賞レース狙いだけではきついかもしれない。
とはいっても、たけし軍団も年は取ったけどまだまだ現役。
3月には舞台をやるそうです。
つまみ枝豆社長、ダンカン専務、グレート義太夫さんとは、親しくしてもらっているので、頑張ってもらいたい。
舞台「ウスバカゲロウな男たち(仮)」
チケット販売などは近日TAP公式サイトであるようです。
https://www.tap-1.jp/schedule/view/942
一人でも多く若い世代に「たけし軍団」が認知されることで、所属の若手芸人さんたちにもその恩恵が受けられようになればいいなと思ったりする。まぁ、恩恵を受けても最後はその芸人さんの人気と実力勝負なんでしょうが。
2月には、TAP事務所ライブが開催されます。
隔月(第一月曜日)に新宿バティオスで開催されている事務所ライブも2月で14回目を迎え、最近では、各芸人さんのバトル形式(面白さの順位争い)と企画コーナーの2本立てという内容。
劇場開催だけでなく、配信もあるようなので、興味のある方は是非!
■ 日時
2月6日(月)
18:30 開場
19:00 開演
■ 会場
新宿バティオス
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45―4
■ チケット
前売り 1,500円(税込)
当 日 1,800円(税込)
配 信 1,000円(税込)
■ 予約はこちらのTAPの公式サイトからできます。
https://www.tap-1.jp/live_info/view/945