若者も望む安楽死 - 橘玲『無理ゲー社会』

岡田斗司夫さんは、
「『宵越しの橘玲』はやめた方がいい」と言ったが、
土曜の昼間に読んでもキツイよ。

あくまで「不安に思ってること」を聞いた結果だし、
統計学的な調査でもないけど、
30代でもう「安楽死」を望む人がいるそうだ。

不治の病から解放されるための「尊厳死」ではなく、
「自殺する権利」を望んでいる。

簡単に言えば、
「超高齢化社会で生きたくない」ということだ。

著者はなんの解決策も示さない。

それどころか、
色んな学者が考えた解決策をことごとく否定するだけ。

そもそも橘玲氏に世界的な学者たちの考えを否定する能力があるのだろうか?

とはいえ。

この本を高校生や大学生に配れば、
「安楽死法」の制定は不可能ではないのではないか?

南海トラフ地震が引き金になるかもしれない。

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