”強いチーム”作りに関するまとめ by Genesia
2020年はGenesia Venturesとして複数の軸で発信の強化に努めていました。
その中でもスタートアップに普遍的に共通する”強いチーム”作りに関して意識的に発信をしておりました。
ジェネラル・パートナーである田島と鈴木のサイバーエージェント時代の経験や、過去に100社を大きく超える支援先のサポートから見えてきた知見を発信しておりました。
これらの情報はどうしてもフロー的に流れて行ってしまう為、本noteはストック的な意味合いを持たせて、今後のこのnoteを見れば過去記事含めてGenesiaから発信した”強いチーム”作りに関するnoteを確認頂けます。
組織作りに関して:
我々、ジェネシア自身もCorporate Identityを掲げ、強チーム作りに日々向き合っています。
また支援先とも日々、CIに関しての議論を重ねています。
ジェネシアのCIを中心になって推進し今や支援先のCIの言語化でも大活躍中の吉田によるCIに関する素晴らしいnoteです。是非、ご一読を。
個人的に今年の中でも”強いチーム”作りの中でスマッシュヒットだったパワーワードが爆誕しております。
事業内容やプロダクト・サービスが身体だとしたら、
CIはチームの心・精神です。
また田島もTweetの通り、本当にCI策定はパワーも掛かりますが、チーム作りにおいて大きな効果を得ることができます。
数多くの支援先をみる中で共通するポイントを抽出しシードスタートアップの組織論に関してまとめています。
変化に強い企業、優れた戦略は、強いチームから生まれる。
ビジョンの実現に向かう上で、また事業を継続的に成長させていく上で、「強いチーム創り」は最重要ファクターであり、経営者が最も力を入れるべきテーマだと思います。
シリーズA前後で陥りがちな組織トラブルについてまとめています。
組織づくり。前職(サイバーエージェント)時代から通算すると、これまで100社を超えるスタートアップに伴走してきましたが、シリアルアントレプレナーを除き、大半の起業家にとってはじめての経験であり、いかに能力が高い起業家であっても失敗することが多いのが組織づくりです。
組織づくりは資本政策と同じで、一度間違った方向性に進めてしまうと軌道修正が難しいだけではなく、起業家に対して精神的・肉体的に極めて大きな負荷を与えることとなり、場合によっては会社清算に追い込まれることさえあります。なので、先人が歩んできた道からしっかりと学び、自社の組織づくりに活かすことがとても大切です。
それと同時に、組織づくりにまつわるトラブルは、ちょっとした心構えや意識を頭の中に持っておくだけで回避可能なものが多いとも感じています。
今年、鈴木が書いたnoteの中で最も読まれたnoteです。
強い組織を作っていく一環で「理想の組織図」について簡単にnoteをまとめているのでぜひご一読を。
CIが重要である。「ビジョン・ミッション」を策定して終わりではなく、むしろそこからが始まりだったりします。
どのように「ビジョン・ミッション」を浸透させるのか?をサイバーエージェントや東南アジアを代表するデカコーン企業であるTokopediaの支援を通じた経験を踏まえてまとめています。
・ビジョン・ミッションも大切だけど、それ以上に大切なのは事業成長
・より事業成長を加速させる為に必要な組織を定義した上で、その上で必要な「組織&人事施策」を自社にあったカタチで生み出すことが大事
・「組織&人事施策」に正解はない
グローバルでTop Tier VCであるSequoiaが考えるスタートアップの強い組織作りに関してのまとめ記事となります。
A+のトップ人材の集まるワールドクラスの組織をどう作り、
どうマネジメントすべきか
を考えるヒントになるnoteとなります。
少し毛色を変えて中国古典から学ぶ組織論をまとめております。
「守成は創業より難し」という格言があります。
既にある国や事業を守りながらより大きく成長していくこと(守成)は新たに天下を獲ること(創業)よりも難しいことを言い表したものですね。
元々は国の政体を指して引用されることの多かった言葉ですが、我々スタートアップや企業経営においても全く同様のことが言えるのではないかと思っています。
そこで今回は、上記格言の出所でもあり、日本でも北条政子や徳川家康らが座右の書として愛読したという歴史的名著『貞観政要』(中国唐代の長期政権の礎を築いた2代目皇帝・李世民とその側近たちの言行録)から、現代に生きる我々が長く持続する強い組織を作る上で参考になるエッセンスを抽出してみたいと思います。
コミュニケーションに関して:
コロナの影響もありオンラインでのコーチングやカウンセリングが一気に注目が集まったように思います。
経営者とメンバーとの対話、メンバー同士の対話。
組織には常にコミュニケーションが付いて回ります。
コミュニケーションを取る上の心構え的なnoteを複数公開させて頂きました。
個人的な強いチームの定義は、上下関係をベースに、マネジメントといわれる手法でうまく関係性を保つ考え方ではなく、横のつながりにおいて、共通のビジョンに共感した個人同士が、それぞれの強みやミッションを認識し、積極的にコラボレーションしながら、個人の成長はもちろん、掲げたビジョンの実現に向けて自律的に向かっていける、そんなチームだと考えています(もちろん、事業内容や組織の規模などによっていろいろな最適解があるので、あくまでも一つの考え方として捉えてください)。
デジタルの力でさまざまなことがアップデートされ、物事を多面的に認識できるようになり、たくさんの選択肢が提示され続け、急速に変化する社会の中で、私たちはお互いに多様性を認め合い、それぞれに最適なモノやコトを選択しながら、みんなが豊かに生きられる方向に向かおうという試みが「共創」だと思います。
アナログとデジタル、オフラインとオンライン、モノ(物質)とコト(体験)、持続可能性、ソリューションとストーリー、組織と個人、一方向と双方向、集中と分散、シェアリング、効率化、循環型、アライアンス―
これらもまた世の中の大きな流れとして挙げられるキーワードですが、それらも、白か黒か/善か悪かがあるものではなく、その土台にはいずれも「共創」 ―ここでは、二項対立ではなく、融合(グラデーション)の中に最適な豊かさを見出そうというイメージ― があると思います。
自分自身が大切にしている「夢や志」があるか、これを深く考え、自分自身の真の想いに気付いているか?今一度、問いかけて見ることから始めると良いのではないでしょうか。
決してキレイに言語化出来ている必要もないし、雄弁に語れる必要もないです。
ただ本当に自分の奥底から湧き出る「夢や志」を意識できるようになると不思議と言葉に熱がこもり始めます。
そしてやがて仲間が増え、そして最後は社会に影響を与えることができるようなります。
先輩経営者から学ぶ組織・マネジメント論
コロナ中に不定期開催となりましたが先輩起業家・経営者から学ぶ場を設けておりました。そこからの学びをnoteでも発信しています。
その他:
経営合宿やチーム作りを目的とした合宿を開催するスタートアップも多いと思います。
合宿を企画する人は案外コンテンツに頭を悩ませます………
そんな人に我々が合宿でやったコンテンツを紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいです。
多くのシード期の支援先をサポート機会がある中で感じる「起業家」から「経営者」に進化する瞬間を感じることも多く、そう言った変化に関してnoteをまとめております。
事業を興すという意味での「起業家」としてだけでなく、企業としての発展を先導する「経営者」として、その企業の中で"社長にしかできない仕事"にフォーカスする準備ができているかは、その後の事業の成長スピードを大きく左右します。
株主、投資家の巻き込み方:
「強いチーム」と言うのは社内のメンバーだけではなく、社外のステークホルダーも含めてどのようにファンになって頂き、巻き込んでいけるのか?と言う視点も重要だったりします。ここでは株主、投資家の巻き込み方に関するnoteをまとめていきたいと思います。
絶対的に正しい株主ミーティングの運営方法はないと思っています。
到達しているステージ、企業のスタイル、株主の顔ぶれなどによって違ってくるものです。
ただ株主ミーティングをより成果が上がるように運営したいと考えられている経営者の方に本noteが参考となれば嬉しいです。
今後も”強いチーム”作りに関しての発信を継続して行くので宜しくお願いします。
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