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言葉の衣替え、してみませんか?

自分、コミュ障なんです。
自分、人見知りなんです。
人と話すのが苦手で・・・

人付き合いが苦手な人にとって、これらは非常に便利な言葉です。
かく言う自分も、自己紹介の場面ではほぼ必ず使っていました。

人と話すのが苦手なのは本当で、突然話を振られても何も話せないし、特に複数人でいるときは、何を話したら良いか分からず、すぐ固まってしまいます。

人見知りです。とか、コミュ障なんです。と言っておけば、そんな自分を守ったり、安心させることができるから便利なんです。

なので人見知りとかコミュ障とかって言うのをネガティヴに捉えたり、変に落ち込むことはないと思っています。これは特性なので。

ただし、もしその言葉に違和感を感じるようになったら、とりあえず一回やめてみてもいいかもしれない。

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自分自身、昨年夏以降から、職場やプライベートで、ありがたいことに新しい出会いの機会が増えました。

そこでも当然、人見知りです、コミュ障です。繰り返していました。

新しい出会いがあるたびに、もっと人と関わりたい!話したい。と思ってはいても、頭の中の自分が、
”いや、おまえは人見知りなんだ、コミュ障なんだ。そんなに無理して人と関わる必要はない”と言ってきます。

楽なのは断然その自分。だから結局変われずにいました。

でも時が経つにつれ、その頭の中の自分と、
”いや、でもやっぱりもっと人と関わりたい”と言う心の自分との間で乖離が起きていることに気づくようになりました。

そしてある日ふと。”もしかしたら、自分は人見知りとかコミュ障とか、そう言う言葉に支配されていたかもしれない?”と思うようになりました。

左を気にしたら左に寄っちゃうペーパードライバーみたいに、人見知りとかコミュ障になるように自ら向かっていたのではないか?と。

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言葉は自分を表現できる便利な衣装です。これは間違いない。

ただ、あくまで言葉は自分の支配下に置くべきで、言葉にコントロールされすぎると、それはまたそれで辛くなる。

(もちろん、明るい自分!とか理想の自分らしさを掲げ、それにうまく引っ張られることで自分を変えていくやり方もあるので一概には言えませんが。)

ただ、今着ている言葉が、あれなんか違うかな?
ずっと黒色の服ばかり着てたけど、この色最近しっくりこないな、本当は水色の服も着てみたいな、と思ったら、素直に一度着てみたらいい。

人見知りやコミュ障に、違和感やモヤモヤを感じることがあったら、とりあえず脱いでみたらいい。

最近は少し暖かくなってきましたね。
間も無くコートやユニクロのダウンはいらなくなるでしょう。自分が身にまとう言葉も、気になったら衣替えをしてみると、また世界が変わって見えるかもしれません。

では。







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