Summer's end
星空 ひらりとスカート廻して
どこにも行けない私を笑う
あなたもあなたの魔法があるでしょ
こっそり教えて 内緒の言葉
運命などとうに捨てたわ
だってもう決めたの
私 特別な女の子
世界に一人の女の子
誰も聞いたことない恋をするの
どこにも存在しない国を
月が優しく照らしだす
そんな答えのない話をしよう ずっと
目を閉じ数えて3つ目で飛び込んで
失くした腕時計 もう必要ない
本当言うとね 少し怖いの
明日に見つかる
きっと永遠がないことも
ちゃんと分かる日がくるのね
だけどこの瞬間 ときめいている
このままページを捲らずに
同じセリフをいつまでも
そんな途方もない物語を
狂っている 狂っている
私かあなた どちらか
嫌っている 煙たがっている
皆が私達を
分かっている 分かっている
それなのに可笑しいだなんて
狂っている 狂っている
私とあなた どちらも
もう決めたの
私 特別な女の子
今はまだそう呼ばせてよ
いずれ醒めるのなら その時まで
どこにも存在しない国で
二人 誓いをたてましょう
そんな行くあてのない話をしよう ずっと
#444 2015.6.30