陽だまり
上手く言えないことは もう歌わなくていい
きっと全てバレてる この胸の音色
だけど どうしても どうしても 知られたくない
悲しみの音を鳴らしてしまったら
そんなことを考えている僕の横で 君は鼻唄と微笑んでいる
何かがあっても 何かが足りないだろう
でも君が笑っていられる世界にしよう
その場所なら 僕も笑えるよ
それを知っていて
実は言いたいことなんて もう残ってないんだ
きっとこれも知られているんだろう それが嬉しい
さて どうしよう?
今 部屋中を埋め尽くしている陽だまりで例えてみようか
こじつけでも 辻褄合わせでも
君がこの温もりをくれたものとしよう
そう思ったら もう離せない
だから傍にいて
ずっと いつまでも いつまでも この歌を 繰り返し 繰り返し 歌うよ
日が沈んで 少し冷えるから
互いの手の温もりを繋ぐとしよう
この場所から 君を見てるよ
これも知っていて
そういうわけで もう離せない
どうか傍にいて
#283 07/02/02