【分析素人の挑戦 #15】日本xエルサルバドル 久保建英選手
こんにちは、TKB84です。
分析に関しては素人だった自分が、サッカーをアナリスト視点で分析できるようになるべくスポーツコードを使いながら奮闘する、#分析素人の挑戦シリーズも、ようやく15回目にたどり着きました。いつも見てくださりありがとうございます。
FC東京の久保建英選手が日本代表デビューしましたね!
既にJリーグでも圧巻のプレーぶりですが、代表デビューということで居ても立っても居られず、個人分析のような形でやってみようと思います。
代表デビュー戦は非常に積極的なプレーをしていたという印象を受けました。それはなぜなのか?解き明かしていくことができたら面白いですよね。
そしたらこの記事を書き始めてから書き終わるまでの間に、レアル・マドリーへの完全移籍が発表されてしまいましたが…笑
びっくりしましたが、頑張って欲しいですね!!
1. コードウィンドウ
今回はいわゆる個人分析になるので、このようなアウトプットウィンドウを用意してみました。
入力した項目はもう少し多いのですが、アウトプットに関しては絞り込みました。やはりバルサのDNAと聞いたら、”パス”なのかなと。どこで受けて、どこに出しているのか、をできるだけ詳細に可視化したいなと。
受けた位置、出した先をそれぞれ「静的レイヤー、動的レイヤー」で。
そしてどの方向から受けてどの方向に出しているのか。
タッチ数は?パスの質は?など。
静的レイヤー、動的レイヤー、の概念の提案はこちら。
2. 他のスタッツサイトと比較
せっかくなので、メジャーなスタッツ公開サイトからもデータを持ってきて、自分が入力したデータと比較したり、更にいいデータを作れたりしたらなあと思っていくつかのサイトを覗いてみたのですが、全然スタッツが入力されていない…苦笑
フレンドリーマッチだからなのか、極東の試合だからなのか、真相はわかりませんが…
だから久保選手のスタッツに着目した記事が少ないんですかね?それは勘ぐりすぎ?
3. エルサルバドル戦での久保選手
23分間の出場で、シュート1本、パス12本etc...という集計結果となりました。4−2−3−1のトップ下、あるいは2トップの一角に位置しているように見えましたが、プレーエリアは右サイドに偏っています。
パスミスが4本ありますが、4本とも全てラストパス、ペナルティエリア内での勝負のパスでした。いわゆる繋ぎの場面でのミスは無し。
裏抜けで受けるシーンよりも、やはり第3,4レイヤーで受けて、そこから配給するというシーンが多かったですね。バルサのプレーモデルのイメージそのまま。
非常に積極的なプレーをしていたという印象があります、と書きましたが、パスを出した方向に注目してみてください。なんと驚くべきことに、バックパスが1本もありません。しかも半数以上がダイレクトプレー。簡単にバックパスに逃げない、その姿勢が積極的に映ったのかもしれません。
おまけ:FCバルセロナ カンテラ時代の久保選手
実は、2013年秋にバルセロナ行った際に、バルセロナのカンテラ次代の久保選手を観たことがありました。おそらく当時13歳ですか。バルセロナのトレーニングセンターで行われたリーグ戦。貴重かも?笑
1試合だけ、しかも1人だけに注目しても何もわからないと言えばそれまでなのですが、今後はこういった個人分析もやっていきたいなあと思います!
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