Honda FC よもやま話
こんにちは。TKB84 です。いつも分析素人の挑戦と題して、分析のことを書いてますが、今日は少し趣を異にして。
天皇杯
9/25の2試合を終え、第99回(!)の天皇杯もこれでベスト8が出揃ったわけですが、その中で話題になっていたのは、やはりJFL所属ながら浦和レッズを2-0でくだしたJFLのHonda FCでしょう。
今日はそのHonda FCについて書こうと思います。
※ホンダFC、本田FC、本田技研、などと表記いろいろ書かれますが、正式にはHonda FCのはずです。本田技研工業株式会社の浜松製作所(創業地です!)の公式部という立ち位置です。
自分とHonda FC
なぜ自分がHonda FCについて(ツイッター上でも)こんなことを書いてるのか。それはシンプルな理由で、高校の3年間ここのユースチームにお世話になって、ピッチ内ピッチ外において今の自分の基礎となる非常に貴重な様々なことを学ばせてもらったと本当に感謝しているからです。
こんなに素敵なクラブがあるのに、まだまだ知名度は低く、JFLホームゲームの入場者数も平均1,000名未満。少しでもこのクラブの魅力を伝えられたらなと思い、この記事を書き始めました。
Honda FC のここがすごい!
1. 専用スタジアム
自分がHonda FCですごく好きなのが、このホームスタジアム、都田サッカー場です。スタンドはメインとバックしか無いし、アクセスも良くないけど、とにかく、ピッチが近い。もちろんサッカー専用。自分がドイツで経験したようなローカルクラブのスタジアムのような感じ。
一度来たら、サッカーの魅力に虜になってしまうこと間違いなしかと。
サポーターの方がnote書いてくださってるのでこれ見ていただくのがいいのかなと。
2. Jの"門番"
おそらくHonda FCの異名として一番サッカーファンの間で口にされているのは「門番」だと思います。90年代に2回ほどJリーグ入りを目指す動きもあったようですが、それが頓挫してからはJリーグは目指さないということで、その下のカテゴリであるJFLのトップクラブとして名を馳せています。Jを目指すクラブもだいぶ苦汁を舐めてきているので、この異名がついたのかなと。
チーム自体は2002年〜2014年までは完全アマチュア(全員社員)でしたが、近年はJからのレンタル移籍なども受け入れているのでプロ・アマ混合といった様相。
3. 過去の天皇杯
2007年、前回ベスト8に進出したとき、自分は高校生でした。
ヴェルディ、レイソル、グランパスを倒してベスト8進出。ユースメンバーは基本的に全て応援帯同。夜行バスに乗りまくりました笑
身体はしんどかったけど、やっぱり痛快で、とてもワクワクしてましたね。
準々決勝の相手は今大会とおなじく鹿島アントラーズでした。
0−0で迎えた延長戦、本山選手、興梠選手2人ともから、柳沢選手の1番印象に残ってるゴールと言わしめたゴールで0−1敗戦。
会場はユアテックスタジアム、とにかく悔しかったのを覚えています。
4. OBたち
Jリーガーも多数輩出しています。
近年だと、古橋(現Honda)、宇留野(元甲府など)、村松(元清水など)早坂(札幌)、中村(元京都など)、砂森(鹿児島)、浅田(藤枝)あたり。(こぼしてたら教えて下さい)
Wikiからですが、Jリーグ創成期にJに行った選手として、こう記述が。めちゃくちゃ豪華、というかめっちゃ人材を輩出してる気が。
鹿島アントラーズへ監督の宮本征勝(1990年にホンダサッカー部監督退任)、ヘッドコーチの関塚隆(1991年に現役引退→早稲田大学ア式蹴球部監督)、黒崎久志・長谷川祥之・本田泰人・内藤就行・入井和久・千葉修が移籍し、読売サッカークラブへ同ジュニアユース出身北澤豪や同クラブを前身としたヴェルディ川崎へは石川康などが移籍した。
5. アカデミー
アカデミーもきっちりピラミッド型に整備されています。
小1〜6までのスクール、U10, U12, U15, U18の各チーム。
しかも、県内ではなかなかの強豪。今年はU15は静岡県U15トップリーグ優勝してたり。U15OBのJリーガーもいたり。
おまけ
宇都宮徹壱さんのレポート(前半は無料で読めます)
全編はこちらに収録されています。
最後に
まだまだ書き足りないことはたくさんありますが、というか断片的にしか書けていませんが、とにかく静岡県浜松市に、JFLに、こんな素敵なクラブがあるんだよってことを声を大にして伝えたいです!
少しでも興味を持っていただけたら是非都田サッカー場に足を運んでいただきたいです!
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