プロアクト・スタジアム/チェスターフィールド
訪問当時イングランド・リーグ2(4部)に所属していたチェスターフィールドFCのホームスタジアム。1万人収容。平均入場者数が6千人くらい。
縁あって3週間メディア部門にてインターンさせてもらった、恩しかないクラブ。その心情的な部分を抜きにしても、日本にももっとこういうスタジアムがたくさんできればいいのに、っていうモデルとなるスタジアム。こういう施設こそ、日本の偉い人たちに視察してもらいたい。
行き方
チェスターフィールド駅から徒歩30分程度
観戦データ
観戦日:2013年11月23日
対戦カード:リーグ2(4部) チェスターフィールドvウィコム
観戦日:2013年11月12日
対戦カード:JPトロフィー AQF チェスターフィールドvロッチデール
観戦日:2013年11月9日
対戦カード:FAカップ1回戦 チェスターフィールドvダベントリータウン
立派な門構え。単なるサッカースタジアムではなく、街の人のコミュニティの中心となる存在、ということをしきりに口にしていたクラブ関係者たち。試合無い休日は駐車場がフリーマケットの会場になっていたり。すぐ隣に大型ディスカウントスーパーがあったり。
コンコースはやはり広い。試合日はコンコースも憩いの場。もちろん、ビールは地元のブルワリーのもの。
ここからはスタジアム内のファシリティ。メイン側は1Fがチームのオフィスで、2Fがレセプションスペースとなっている。
メインのレセプションスペース。試合日はもちろんのこと、試合日以外でも様々なイベントを開催したり、貸し出したりしている。
ここからはバックスタンド側のファシリティ。バックスタンド側は、市民のためのスペース。試合がない日にこそ、フル稼働する設備たち。まずは託児所兼カフェ。
チーム内に「コミュニティトラスト」という別団体を立てて運営している模様。
ここはフリースペースで貸し出しているとか。このときは卓球仕様に。
武道場まであった!(もちろん先生はイギリス人)
他にも、選手が使うジムやジャグジーを時間帯によっては一般に開放したり。クラブが地域のハブとなる、という気概を本当に強く持っていて、これこそがスポーツクラブの存在意義なんだろうな、ということを実感させてもらった3週間の経験だった。
日本でも、こういう意識がスタンダードになればもっとスポーツクラブのステータスが上がるだろうに!
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