fortune#19 「喜久水庵 喜久福(濃茶)」
前回の喜久福(ずんだ)に続いて、今回は濃茶(152円)です。こいちゃ、と読むのでしょうか?
普通の抹茶味(123円)もありましたが、やや高めの濃茶にしてみました。「濃い」という方向性がどういう感じで出ているのか、気になります。
サイズは他の喜久福と同じく手のひらサイズです。こちらは餅皮も緑がかっています。中の餡は濃い緑、クリームも緑色です。通常、この色見であれば食欲をそそるものではありませんが、お茶の味となれば別です。
いただいてみると、抹茶のほろ苦さは感じつつも、甘さも感じられて美味しいです。濃い、とのことですが、個人的にはお茶の濃さと甘さ(ひかえめ)のバランスはこれくらいがベストという気がします。
以前食べて美味しかったモチクリームの抹茶クリーム大福も美味しかったですが、こちらもなかなかです。それにしてもあちらもこちらも、原材料を見ると、甘く美味しくするためにいろいろな工夫をしているのがわかります。
いろいろ使って美味しくできることはわかってきたんですが、逆に昔ながらの方法で美味しくはできないものなのでしょうか?
いや、クリーム大福って昔からあったものじゃないだろうから、これはこれでいいのか…
先に書いたモチクリームの抹茶クリーム大福と比べて、味わいは上品に感じましたが、甘納豆の食感の分、口福度ではモチクリームに軍配が上がるかもしれません。
それでは、次回も喜久福もいただきます。
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