AIの台頭により語学を学ぶ必要はあるのか?
37才にして独身でベトナム在住となるとは考えてませんでしたが、住むからにはベトナム語を覚えようかと一日10分はベトナム語に触れている日々です。社内では顧客が海外という事もあり、全員英語を話せるようにとよく話があがりますが、一方で「この10年間はまだAI技術が発達せず英語が必要なので」という言い方をされます。そこで、AIリアルタイム翻訳が進むと語学は必要なくなるかを改めて考えてみました。
私の考える、AI翻訳では難しい事は下記の点です。
上記の通り、文法違いによるタイムラグの発生と一般用語でない事象に対する意味の誤訳が課題と考えました。
次に、これらが問題になる場面/ならない場面を考えました
〇問題にならない場面
・誰にでもわかる表現を必要とする場面
・初対面、上司への分かりやすい説明など気をつかう人。
〇問題になる場面
・ある集団のみが理解できているような場面
・雑誌のインタビュー
・エンジニアリング議論
・友好的な関係を気づきたい場合
ここまで上げてきて、自分の場合に話を戻します。基本的に語学を勉強したい理由は現地での交流や書籍の読書が主な理由です。その中で、個人的に友好的な関係を気づくためにはやはり今後も言語の学習は不可欠と気づきます。関連して、下記エピソードを記載します。
・SNSベトナム交流サイトでベトナム人から、「なぜ日本人はベトナム語を勉強しないの?」との投げかけ。
・森鴎外が文学を海外で評価された時、翻訳された文章を評価されても微妙との発言あり。(うる覚え)
予定では少なくても3年は滞在するベトナムですが、このような状況下ではありますが現地の人とベトナム語で飲み語らうのを目標として少しづつ覚えていけたらなと思います。