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言葉の移り変わり
コロナが流行り出した確か3月頃、アフターコロナという言葉が使われてきました。
そして4月頃にはウィズコロナという言葉に置き換えられました。
ウィズコロナを初めて聞いた時、こっちの方が今の状況にしっくりくるなと感じたことを覚えています。
最近「語源」や「Etymology」にハマっていて、英単語をググるときはよく単語+Etymologyとかで調べたりする事が多いのですが、語源学でググると「語源を探るよりも、古人の使用法を知るべき」という考えがある事に気づきます。
今読んでいる「明治のことば」という本が正にこの考えを出していて、どのようにその時代に使われていたか例を多々載せていました。この本を読むと、言葉というものは定義有りきでなく、移り変わりは明確なものではないんだなと感じます。その時代に合った、しっくりくる言葉を使っているんだなと。
先々週のWEEKLY OCHIAIでの落合さんの〆の言葉が良かったのですが、日本のデジタル戦略において「情報」「多様性」「持続可能性」「計算機」の中心にいる「デジタル」に置き換わる日本語を考える時代に来ているとの言葉がありました。きっとこれだという答えは誰が言い出したかも分からないまま、自然といつのまにか浸透しているんだろうなと思います。そんな言葉の移り変わりを今後も楽しんでいけたらと思います。