2024年J1第25節鹿島アントラーズvsサガン鳥栖@県立カシマサッカースタジアム
8月7日は第25節サガン鳥栖戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。
結果は3−0での勝利です。
2週間半の中断期間を終えリーグ戦が再開されました。
前半戦では鳥栖に2−4と大敗を喫しています。
その相手にしっかりと対策が練られていました。
まずは鳥栖戦を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 早川 友基
DF32 濃野 公人
DF55 植田 直通
DF5 関川 郁万
DF2 安西 幸輝
MF6 三竿 健斗
MF10 柴崎 岳
MF30 名古 新太郎
MF33 仲間 隼斗
FW36 師岡 柊生
FW40 鈴木 優磨
知念慶が累積警告で出場停止です。
その代役は三竿が務めます。
交代
後半33分
柴崎 岳→樋口 雄太
柴崎はMVP級の働きを見せてくれます。
華麗なパスワークとともに強さも兼ね備えていました。
時折見せるミドルシュートも効果的でした。
樋口はリード時に何をしたらいいかしっかりとプレーしてくれました。
後半33分
仲間 隼斗→藤井 智也
仲間はこの試合でも何度も前線に飛び出していきます。
その結果ゴールが生まれました。
藤井のスピードは脅威です。
出場直後のプレーでアシストをし結果を出しました。
後半42分
名古 新太郎→ラドミル ミロサヴリェヴィッチ
名古は足元の確かな技術を見せます。
ファウルを受ける機会が多くなっているので気を付けてほしいです。
コーナーキックからアシストが付かなかったことは残念でした。
ミロサヴリェヴィッチは今後もゲームを締める役割として投入されそうです。
後半42分
師岡 柊生→ギリェルメ パレジ
師岡はチャンスと見るやペナルティエリア内に走り込んでいます。
ゴールに関与はなくても味方を活かす大事なプレーです。
体力的にきつい状況でも10kmを超す総走行距離を記録しています。
後半45分
濃野 公人→須貝 英大
濃野はパンチのあるシュートで今季7得点目を決めます。
これが決勝点となりました。
今や貴重な得点源です。
得点以外にも果敢なオーバーラップでチャンスを演出しました。
ハイライトは以下の通りです。
前半18分(1-0)
関川のサイドチェンジから右サイドで攻撃を組み立てます。
一度はボールがこぼれますが柴崎が球際の強さを見せ奪い取ります。
そのボールを受けた濃野は迷わず右足を振り抜きました。
低い弾道のシュートはゴール左下に突き刺さります。
前半24分
右CKを得ると名古がアウトスイングで蹴り込みます。
これに優磨が頭で叩きつけるシュートを放ちました。
ゴール前でワンバウンドし、いいコースに飛びますがGK朴一圭にセーブされます。
前半25分
再度得た右CKを同じように名古が蹴ります。
今度はニアで関川が合わせます。
完璧にミートをしていましたがクロスバーに弾かれました。
後半8分(2-0)
右サイドで濃野の戻しから三竿がクロスを上げます。
このボールをファーサイドから優磨が頭で折り返しました。
最後はゴール前で仲間がヘディングで難なく押し込みます。
後半14分
三竿からの縦パスを名古がヒールで落とします。
すると濃野がペナルティエリア内でドリブルをしDFとGKをかわし左足でシュートを打ちます。
ややシュートに力がなかったためラインギリギリでDFにクリアをされてしまいました。
後半34分(3-0)
左サイドの藤井にボールが渡ると単独で突破します。
交代直後であり相手DFを置き去りにするスピードを見せました。
深い位置まで進入するとマイナスに折り返します。
そして駆け上がってきた安西が右足で流し込みました。
このゴールがホームゲームでのリーグ戦1000得点目となります。
これで2連勝を達成です。
終始危なげなくゲームを運びます。
そして追加点も決まり完勝と言える試合でした。
誰が目立つわけでなく全員で勝ち取った勝利です。
今節は上位陣が軒並み勝ち点を伸ばすことができませんでした。
その中で鹿島のみが勝ち点3を獲得しました。
8月は連戦ですが下位との対戦ばかりです。
連勝を伸ばし確実に勝ち点を積み上げていきましょう。
2024年ゴール、アシストランキング
<ゴール>
鈴木 優磨 10点
アレクサンダル チャヴリッチ 7点
濃野 公人 7点
名古 新太郎 5点
仲間 隼斗 4点
植田 直通 3点
藤井 智也 2点
関川 郁万 1点
師岡 柊生 1点
知念 慶 1点
安西 幸輝 1点
<アシスト>
名古 新太郎 7点
鈴木 優磨 5点
アレクサンダル チャヴリッチ 3点
植田 直通 2点
佐野 海舟 2点
知念 慶 2点
樋口 雄太 2点
安西 幸輝 2点
関川 郁万 2点
師岡 柊生 1点
柴崎 岳 1点
藤井 智也 1点