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2024年J1第36節鹿島アントラーズvs名古屋グランパス@県立カシマサッカースタジアム
11月9日は第36節名古屋グランパス戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。
結果は0−0の引き分けです。
これでホームでは5試合連続ドローとなりました。
まずは名古屋戦を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
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GK1 早川 友基
DF6 三竿 健斗
DF55 植田 直通
DF5 関川 郁万
DF2 安西 幸輝
MF10 柴崎 岳
MF13 知念 慶
MF14 樋口 雄太
MF33 仲間 隼斗
FW36 師岡 柊生
FW40 鈴木 優磨
2試合連続同じメンバー、フォーメーションで臨みます。
交代
後半27分
仲間 隼斗→名古 新太郎
仲間は強固な守備網と対峙することになりスペースを封じられます。
そのため得意の飛び出しが発揮できませんでした。
名古は2試合連続のベンチスタートと試練の時期を迎えています。
ゴールという結果が欲しかったです。
後半40分
樋口 雄太→津久井 佳祐
樋口は精度の高いキックで決定機を演出します。
セットプレーから得点できていれば理想的な展開でした。
津久井は途中出場でもすんなりとゲームに入ります。
貴重なバックアッパーとして価値を高めています。
後半47分
柴崎 岳→舩橋 佑
柴崎は時折見せる縦パスで変化を出そうとはしていました。
しかし有効打は出せません。
もう少し自身がゴール前に顔を出すシーンが見たいです。
後半47分
師岡 柊生→徳田 誉
師岡は勝っていればMVPの働きでした。
優磨がいなくなり1トップになってからもボールを収めます。
そろそろ得点が欲しいです。
ハイライトは以下の通りです。
前半28分
左サイドで選手が流動的に動きパスが繋がります。
そしてペナルティエリア内で師岡が収め丁寧に落としました。
これを安西が思い切りよく右足を振り抜きます。
惜しくもシュートはバーを越えてしまいました。
後半7分
左CKを獲得します。
キッカーは樋口です。
樋口は軌道、スピードともに申し分ないボールを蹴り込みます。
これに外側から回り込んできた優磨が頭で合わせます。
しかしうまくミートできず右に逸れていきました。
後半13分
左サイドのタッチライン際でドリブルをする優磨を椎橋慧也が体で止めにいきます。
これに怒った優磨は椎橋に胸でぶつかりにいきました。
すると椎橋は倒れ込み両軍乱れる一触即発の乱闘未遂が起こります。
そしてこのプレーで優磨にはレッドカードが提示され一発退場となりました。
後半40分
右サイドでのFKを樋口が蹴り込みます。
このボールがゴール前の名古に流れてきます。
名古はフリーになっており左足のボレーシュートを放ちました。
しかしゴールの上に外れてしまいます。
両チームともに相手のストロングポイントを消すような展開となりました。
そのためゴール前まで迫るシーンが少なく最後までスコアは動きません。
特に鹿島は優磨が退場してからは引き分けに持ち込こんだ印象が強い試合でした。
守備は安定していただけに前半に得点が欲しかったです。
今節の結果を受けて今季のリーグ優勝の可能性が消滅しました。
国内タイトルは8年連続無冠となりワースト記録を伸ばしています。
毎年のように監督交代が行われ目指しているサッカーが見えません。
一度伝統的なブラジル路線に戻すことも打開策になるのではないでしょうか。
今の鹿島に必要なものは明確なビジョンです。
一刻も早く確立しタイトルを獲得してほしいと思います。
2024年ゴール、アシストランキング
<ゴール>
鈴木 優磨 13点
濃野 公人 9点
アレクサンダル チャヴリッチ 7点
名古 新太郎 5点
仲間 隼斗 4点
植田 直通 3点
知念 慶 3点
樋口 雄太 3点
藤井 智也 2点
関川 郁万 1点
師岡 柊生 1点
安西 幸輝 1点
徳田 誉 1点
三竿 健斗 1点
オウンゴール 1点
<アシスト>
名古 新太郎 9点
鈴木 優磨 7点
アレクサンダル チャヴリッチ 3点
関川 郁万 3点
樋口 雄太 3点
植田 直通 2点
佐野 海舟 2点
知念 慶 2点
安西 幸輝 2点
師岡 柊生 2点
柴崎 岳 2点
藤井 智也 1点