野良デザイン#189|ペットボトルのライトホルダー
幅の狭い路地に面した、ある家屋の玄関口。灯りの少ない軒先に、本来 土に差し込んで設置されるガーデニングライトが一本掲げられています。先端に電灯が取り付けられた、棒状のライトの根本には、2Lペットボトルが活用されているようです。
上半分が切り取られたペットボトルを容器として、モルタルを流し込み、ライトの支柱の径に合った窪みを設けることで、頭の重いライトをホールドしています。
横に添えられたコンクリートブロックのおかげもあって、ライトは風に煽られることなく、立位を保持しています。地面のアスファルトに、コンクリートブロック、モルタルと、色や質感が異なる類似素材が密集した光景も、路地裏らしさを醸し出します。
Habitat|Osaka, Japan