【フリーランスエンジニアが仕事もせずに巡礼してみた2022】§1 移動
羽田→ハノイ
17:05発の飛行機に乗るため、羽田空港第3ターミナルへ。
家にいてもやることがないので、13時前には着く。
薄暗く、あまり人もいない。羽田空港こんな感じだっけ?
暇過ぎて、海外旅行保険(損保)の人に相談してみる。
21日間37000円。思ったより高い。でもクレジットカードの保険でなんとかなりそう。
治療費と救助費が無制限なのがポイントみたい。
スペイン巡礼は人が歩ける道なので遭難しないし何とかなるはずと信じて、今回保険に入らなかった。
空港で謎の機材を発見。
聞いてみたら顔認証で何でもやるらしい。
新しいので、対応している便のみ。
14時ごろ、ベトナム航空のチェックインカウンターに人が集まり始める。
とにかく並んでみる。
用紙を配っている係の人に「日本に戻って来ますか?」と聞かれて「いいえ」と答えた。
よく考えたら3週間後帰ってくることに気付き、
「さっきの用紙下さい」と伝えてみた。
「在留カード見せてください」と言われて日本国籍であることを伝えた。
日本人は書かなくていいやつだった。
列並んでいる人、みんなベトナム人だからか。
最初に配ってた人にベトナム人に間違えられただけだった。
30〜40分並んでようやく自分の番、という時に、「今お伝えしてもどうしようもないのですが、オンラインチェックインをしていただいたお客様はこちらの短い列に並んでいただけたら。」
と。
たどり着くカウンターは一緒だけど、優遇されるみたいだった。
あぁ、そうなのか。次回からは探してみよう。
暇なので初めてのラウンジへ。
クレジットカードでSKY LOUNGEに入れました。
コーヒーが飲めて飛行機がよく見える。
食べ物は有料。
ベトナム航空は枕とブランケットついてた。座席も狭くはない。枕にしようと思ってウルトラライトダウンをバックパックから出したのだけど、いらなかった。
オンラインチェックインで隣選ぶ人いなそうな席選んだのに、「空いてるから彼女を座らせていい?」とベトナム人に聞かれた。
嫌だったけど「いいよ」と答えた。
忘れてた、優しくなる旅なんだった。
笑顔で「いいよ」と言える人間になりたいなぁ。
なんか小さい豆のお菓子と飲み物が出た。
ずっとベトナム語で話しかけられてる。
飲み物はビールやワインも選べるみたい。
メニューとかの情報が出るはずの画面は離陸してから真っ暗のままつかなくなったので機内での情報が得られない。配線の接触不良とかかな。
そして機内食出た。またベトナム語。
テンパって「English please」と言ってしまった。聞き取れないのに。
分からないけど「Japanese」と聞こえたので「Japanese、Japanese」と言ってみたらご飯出てきた。
20:40着だったはずが20時過ぎにはハノイに着いてしまった。
どこに向かうか分からず、仕事終わりのCAさんにロンドン行きのチケットを見せながら聞いてみた。どこに並ぶか教えてくれた。優しい。
connect flight みたいなところに並んだ。
そりゃそうか。ちゃんと探せばよかった。
目の前に並んでた男子大学生2人に声をかけられる。
32歳が英語も話せずオロオロしてるのはちょっと恥ずかしい。
荷物チェックで飲み忘れてた水を没収される。何かのリストに控えられる。怖い。
時間があるので大学生たちとは一旦別れた。
散歩してるとlounge keyで入れるラウンジ発見。
確か年3回入れるので使っておく。
とにかく口に出てきた英語で何時までか聞いたら伝わった。2:00amだそうだ。
0:15に30ゲートなので余裕。
Wi-Fiも使えて便利。
お酒も軽食もある。
ハノイ→ロンドン
ハノイからの飛行機はもともと0:05発だったのに1:05に変わっていた。
それはしょうがない。
0:15になっても搭乗ゲートは開かず、結局0:30を過ぎてから始まった。
そして40分遅れてハノイを出発。
機内では機内食が出たが眠かったので断った。ほとんど寝ていたが、隣のベトナム人女性がバタバタ動いて気に障った。
また、枕とブランケットはどこでもらえるのか、私の分はないのか、と聞かれた。
座る前にシートに置いてあったじゃん。お前どこやったんだよ。
CAさんを呼んだりしてまたバタバタ。
朝食も出たのでそれは食べた。
もうちょっとでロンドン。
降りるとき、隣の席の女性が荷物を整理していると、足元から枕とブランケットが出てきた。
なんだよ、ちゃんとお前の分あったじゃん。
なんだかなぁ、まったく。
また忘れてた、優しくなる旅なんだった。