スライドショー付きの動画配信を目的としたコンテンツ提供型Chatbotサービス(α版)と、そのデモ動画作ってみました
はじめに
エンジニア向けの技術トレンドのpodcast放送を運営していて、スライドショーを付けて動画配信したらどんな感じになるか、作ってみたデモの記事
対象読者
スライドショー付きの動画配信に興味があるvtuberまたは動画配信者
配信ネタに困り気味で配信ネタを探している、または配信ネタを提供してくれる人を探しているvtuberまたは動画配信者
コンテンツ提供型Chatbotに少し興味のあるエンジニア
なぜ作ったか
人は視覚を利用すると物事を理解しやすいので、スライドショーを付けて視覚化して理解を助ける方向性として、例えば私の場合はpodcast放送だけではなく、スライドを付けてyoutube配信も行うと良いのではないかと思いました。
スライドショーを作る技術というのは役立つことが多いので、純粋に個人のスキルとしても役立ちそうです。
そして、とりあえずモックやデモを作るのは大事だと思っています。こうしたら良くなるかも?他のユースケースでもっといいのがあるかも?というのをイメージしやすくなります。
漠然と考えているユースケースを明確にして、想定するユースケースがはたしてワークするものなのか検討しやすくなります。
イメージ出来ることが大事なので、ちゃんと作らなくて、紙芝居のmockでいいし、デモケースが通るだけの張りぼてでも良いと思います。
第三者とこうやって議論をする土台が出来ます。
何を作ったか
モック
簡単なスライドショー付きの動画放送(手でぱたぱた作ったもの)
まずは、こんなイメージで画像生成AIで挿絵を入れた超簡単なスライドショーをモック動画として作ってみて、こんな感じなら簡単に出来るんじゃないかと思いました。
画像生成はFlux.1を使っています。
挿絵だけじゃなくて、ちゃんと図にして理解を助けるようなスライドを作るのが最終的には目的ではありますが、一旦挿絵だけでイメージしてみました。(ゆくゆくはnapkin.aiのようなシュっとしたスライドを作りたいです)
デモ動画
モック動画をターゲットに、実際に実装してyoutube配信のデモ動画を作成してみました。
これを作ってみて、動画配信的には人間がコメンテーターとして介在するパターンも面白いのではないかと思い、そのパターンも作ってデモ動画にしてみました。
時間がない人はこの2分のダイジェスト版動画だけ見るでも良いと思います
上のはダイジェスト版で、こちらは長回し10分版
コンテンツ
そして、実際にコンテンツとしてスライドショー付きの動画放送をWeb放送として双方向化し、誰でもコメンテーターとして遊んで利用できるように公開しました。(以下サイトからどうぞ)
20241004 番外編
20240911 PlayStation5 Pro発表、AWSでのAI活用、アイドル業界のリアル
20240903 VTuber独立、AI生成キャラクターの今、インターン奮闘記事、自衛隊アニメ
20240827 ブラジリアン・ミクの衣装、トラウマになるアニメのシーン、ゲーム開発におけるDEI
vtuberさんも配信ネタに困った時に、自分の番組配信にこのスライドショー付きの放送にコメントをかぶせるという形で配信乗り切れます!
全然自由に使ってください。使ってくださるととても嬉しいです!
・・・なんだよ、それっておまえの番組の宣伝にしかなんねーじゃんかよ、って、あ気付きました!?てへっ。ばれたか。さすが頭いいですね!
違うんです。
podcast放送自体が、AI使って全自動でやっていて、さらに簡単に抽出記事を別のドメインに変えられるもように作ってあるので、特定の個人のvtuberさん、そう、あなた!と組んで、例えばカレー関連ネタを売りにしているvtuberさんであれば、vtuberさん専用のカレーのトレンドの配信ネタを作って、vtuberさんが自分だけのコンテンツとして独占して番組でうまく使ってもらうということも可能です。
興味のわいてこられたvtuberさん!是非打合せしましょう。
そして、あわよくば、vtuberさんに養われたいと思っているのです!
養われたいというのは半分冗談ですが(半分かよ)、私自身は、twitterでフォロワーさんと関係を築くとか、時間があればtwitterを見るとかつぶやくとかすごく苦手で、そういうことは頑張ってやりたくはないので、私はvtuberには向いてないです。
私は人見知りのエンジニアなので、エンジニアとvtuberさんでうまく住み分けできてwinwinになれないかな、と思っています。
制約
podcastは毎日平日更新ですが、スライドショーは配信サイトへのuploadなどの自動化はしてないので、現状配信しているスライドショー版(Web放送版)は優先度落として現時点では私が気が向いたときだけしかコンテンツ更新していません
使っている技術
コンテンツ提供型Chatbot、とでも分類されるのでしょうか
まずはコンテンツ(podcast番組とスライドショー)を作るworkflow構成のほうからです。
上記の通りコンテンツを作るところまではごちゃごちゃしているのですが、一旦コンテンツが出来てしまえば、ユーザから見た時は単に出来た静的コンテンツをダウンロードして自分のPCで遊んでいるだけになります。github pagesでお手軽に静的コンテンツとして配信しているだけで、面倒なのでvercelのようなサーバはたてていません。
補足説明
podcastの自動生成部分のもう少し詳しい説明はこちらの記事 → [個人開発] ずんだもんが技術トレンド記事を紹介するAIラジオの自動配信をはじめました! #LLM - Qiita
抽出するトレンド記事のジャンルは簡単に変えられるように作ってある
githubで全部動いているから、実はむちゃくちゃ簡単にコピーしてクローンを作れる
おわりに
と書いてきましたが、自分に都合のいいvtuberさんが突然ふって沸いて出てくるなんてことはないですし、実際にすぐに使われない他力本願のユースケースをいくら作っても仕方がないので、一度作ったものが本当に使えるものなのか、自分がvtuberを仕方ないからみようみまねでやって、コメンテーター版をyoutubeで配信して実証実験するというのが現実的なのかもしれませんね。