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カイザーツエイモリの飼育を振り返って

カイザーツエイモリを飼育して約2年弱ですが、今までの飼育を少し振り返りたいと思います。
まず、日本語で見られるカイザーツエイモリの突然死ですが、CB個体には当てはまらない気がしています。昔流通していたWC個体は人間の飼育環境下では適応できずそうだったかもしれませんが、CB個体しか流通していない現在では、昔見られた突然死は起こらないと考えて良いと思います。
X(旧Twitter)で、「突然死した」って呟いたこともありますが、ちゃんと水質を測定すると硝酸塩が結構高め(記憶が曖昧ですが、50ppmぐらい)になっていました。水換えをすることで水質を改善することで、カイザーツエイモリが死ぬこともなくなりました。

フィルター装置の上で寝そべるカイザーツエイモリ

20匹ぐらいを安定的に飼育していたのですが、欲が出て少し買い足すと必ず数匹落ちたり、突然いなくなったりしました。多分、80L水槽での限界なんだと思います。大きさが違うことで小さな個体は大きな個体に捕食されているんだと思います。この点は非常に反省しています。

オレンジが際立つ個体

ここ最近水カビが原因で立て続けに数匹落としてしまっています。何が原因で発生したか分からないのですが、一番はじめに落ちた個体は切れた尻尾からでした。そこから1週間に一回ぐらい1匹づつ落ちています。水換えなどしていますが、いまだに収まる気配がないので、何か考えないといけないですね。殺菌灯をつけようかと今は考えています。

日本ではカイザーツエイモリが現在は出回ることはワシントン条約上あり得ないですが、欧米ではCB個体が十分に出回っています。近い将来日本でも流通した時のために、今後も飼育記録を残していきたいと思います。


水換え時に移したプラケース内で

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