起業において「勉強」は聞こえはいいが、「行動しない理由」にもなり得る
あなたが起業を目指すとなったとき、まず何をしますか?
本やインターネット、動画などでビジネスやマーケティングを学ぶ、資格を取るといったことが思い浮かぶかもしれません。
つまり、まず「勉強」しなきゃと思っている人は多いようです。
そして、知識をつけてから、実際に動き出すというパターンですね。
区切りはどこなの?
「勉強」というと聞こえはいいのですが、中には勉強そのものが目的になり、終わりが見えなくなってしまう人も少なくありません。
どれくらい知識をつけたら、実践に入れるのかがわからない状態です。
よくあるのが、
「勉強熱心だね」
と言われることに満足してしまい、いつまでも終わりのない勉強を続けてしまうというパターンです。
例えば、コーチングスクールに通い、そこで民間資格を得たはいいけど、毎年毎年学び続けるだけで、肝心の売上はほぼゼロという状態。
こうなってくると完全に目的を見失っていますよね。
もちろん、学んで知識を得るのが目的なら良いのですが、コーチングスクールって、コーチをビジネスとしてやりたい人が学ぶ場所ですからね。
「勉強」に失敗はないので安心感が生まれる
「勉強」している段階では、商品が売れなかったとか、うまく集客ができないなどといった失敗をすることがありません。
なので、安心なんですよね。
そして、周りからも「勉強熱心」だと評価される。
自分自身でも何となく頑張っている感は得られやすいですし。
でも、そこからいざ実践をしようとなると、急に不安が生じます。
失敗が怖いからです。
「まだ勉強中なのでもう少し知識をつけてから」
こうした言葉を言ってしまいがちです。
つまり、行動しないことを正当化する言い訳にもなり得るということなんですね。
本当の勉強は行動の先にある失敗や発見
ビジネスはもちろん、何事も体験、経験こそが本当の勉強です。
まず勉強して知識レベルが合格点になったら行動しようと思うと寿命がきてしまいます。
そうではなく、まず行動してみて、その結果から学ぶことこそ勉強です。
「行動するのが怖いので勉強しています」にならないよう、まず一歩踏み出してみましょう。
必ず、そこに発見があります。
そして、そうしているうちに失敗という概念がなくなり、ひとつの良い経験に変わっていきます。
そんなふうに考えたら、起業やビジネスも、そして人生も楽しそうですね。
失敗に関する格言、たくさんありますよね。
うまくいったものですね~。
それではまた。