教員を辞めたいと感じている方々へ
はじめまして。
起業&WEBコンサルタント「T's サポート」の taka と申します。
僕は、20年間、公立高校英語教員として勤めた後、退職して起業しました。
現在は自分自身の経験を踏まえ、同じように教員から新しい人生へとステップアップしたいと考えている人や副業のできない公務員や会社員の人が安心して起業を進めていくためのサポートをしています。
また、ひとり起業家のためのWEBサポートとして、WEB広告運用やLINEマーケティングコンサルタントとしても活動しています。
ぼくの投稿では、キャリアチェンジについて、ゼロからの起業ノウハウやマインドについて発信していきますので、よろしくお願いします。
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こんな方々のお役に立てればと思っています
・最近、教員を辞めたいと思っている方
・教員を辞めることを決意し、準備している方
・教員を辞めようと思っているけど、何をしたらよいかわからない方
・教員を辞めようと考えているが、その先が不安でたまらない方
・教員を続けるべきか迷っている方
・教員として働くうえで悩んでいる方
・管理職、同僚との関係で悩んでいる方
・生徒との関係で悩んでいる方
上のようなことに当てはまる方はぜひ、これから発信していく僕の記事を読んでいただいて、今後に役立てていただきたいと思います。
教員を辞めたいと思う理由
僕は教員が辞めたいと思うようになる理由は大きく分けると二種類あると思います。
1.心身の理由
2.新たにやりたいことがある
一つ目の理由は、心や身体が参ってしまうケース。
原因はたくさんあると思います。
・生徒との関係性
・保護者との関係性
・同僚との関係性
・管理職との関係性
・多忙さからくる疲労感、無気力 などなど
できれば、避けたい部分ですよね。
そして二つ目は、教員を続けるよりもやりがいの持てる何かを見つけたケース。
そうであっても、実際にそれを行動に移すというのはエネルギーが必要ですし、リスクを伴います。
教員は休職者は多いのに離職率は少ないという現実
おそらく、これを読んでいただいている方は教員の方がほとんどだと思いますので、その前提で述べさせてください。
先生方の周りで定年や勧奨ではなく、自分の意志で普通退職される方はどのくらいいましたか?
また、先生方の周りに何かしらの心身の不調で休職された方はどのくらいいらっしゃいましたか?
もちろんその学校、その時々で差はあると思いますが、おそらく前者、つまり自分の意志で普通退職される方はあまり目にしていないのではないかと思います。休職された結果、その後やむを得ず退職される方はいらっしゃったと思います。
また、心身の不調で休職された先生方は何人か同僚の方でいらっしゃった経験のお持ちの方は多いのではないかと思います。
僕はこれが教員の現状だと考えています。
「転職」というものが、欧米ではマイナスではなく、その人のキャリアにプラスになるという現実がありますよね。
日本でも、一般企業ではだいぶ浸透してきてはいると思いますが、ごく限られた業界でしょうか。
しかし、学校教育の中で、生徒に「キャリアチェンジの時代」ということを教えるようになっていますよね。
だけど、それを教える教員は簡単には転職をすることはできない現状があります。
ある方からこんなことを教わりました。
①好きな仕事で給料も高い
②好きな仕事だけど給料は安い
③嫌いな仕事だけど給料はそこそこもらえる
④嫌いな仕事で給料も安い
どの状態が望ましくて、どの状態を避けたいかということです。
①が望ましいのは皆さん同じですよね。
問題はどれを避けたいかということです。
もちろん人それぞれの考えはあると思いますが、④はどうでしょう?
嫌いで給料もろくにもらえないなら、そこで無理に働く理由がないんですよね。辞めて違う仕事探せばいいんです。
ところが、③は嫌な仕事、精神的につらい状態で仕事をしていて、給料はそこそこ安定していると、辞めたくても辞めれないという状況が生まれやすいんですね。そして、気がついたときにはいっぱいいっぱいになってパンクしてしまうということが起きやすいということです。
教員の仕事って、まさに③に当てはまりますよね。真面目で責任感の強い方ほど、精神的に参りやすいというのはそこに原因があるんです。
さらに、公務員となると「安定」が代名詞になってますから、周囲の「もったいない」というプレッシャー、家族状況や世間体など、様々な要因が重なり合って、休職、退職へとつながってしまうのが現状だと思います。
これからは教員も堂々と転職できる時代が来る
ぼくも、本当に素晴らしい先生方が余計なプレッシャーに苦しむ姿を何度も目にしてきました。
また、そういった先生方が、笑顔で復帰され、それまであった肩の荷を下ろして、前向きにお仕事されている姿を目にして本当にうれしかったことを覚えています。
また、残念ながら、復帰叶わず退職された方もいらっしゃいました。
やはり、人生には道はいくつもあって、今は教員をやっているステージ、次はどんなことができるか、という考えを持つことは重要だと思います。
ステージがいくつかある感覚ですね。
例えば、ステージが3つあって、ある人は一つ目は教員、二つ目も教員、三つ目は何かと考えたら、やっぱり自分は教員だと考えるのもいいと思います。
また別の人は、一つ目は会社員、二つ目は教員、三つ目を考えたら、自分には教員は向かないから起業するとか。
もちろん、国の制度、予算など、単純にはいかないですけど、自分自身の頭の中では、そんなふうに考えておくことも必要だと思います。
心や体を壊してから気づくのではなく、その前に自分でステージシフトができるようにしておく。実際にできるできないではなく、それくらいのつもりで考えておく。
昔のように、一つ職に就いたら定年までそれ一本、なんて時代ではないんですから。
それもこれからの教員に必要なスキルかもしれません。
新型コロナウィルスによって、生活、働き方が一変しました。逆にこれから新しいことをやろうという人にはチャンスでもあります。
少しずつではあると思いますが、教員も新しいステージへ足を踏み入れやすい世の中になってきていると思います。
教員の転職は焦らず計画的に
ここまで、教員も起業、転職していいじゃない、ということを述べてきましたし、僕自身、教員のキャリアチェンジをサポートしています。
しかし、転退職を煽るつもりは全くありません。辞めるにせよ、思いとどまるにせよ、これから、幸せな人生を送ることが一番大切です。
むしろ、本当に自分が辞めるべきなのかをじっくり考えていただきたいと思います。焦って、勢いだけで辞めてもうまくいく可能性は低いです。
実際にどのように準備をすすめたかも、記事にしていきますので、またぜひ読んでみてくださいね。
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