【W杯】"日本vsスペイン"のCKを振り返る【CK】
ワールドカップグループステージ第3戦の日本vsスペインでのCKを振り返ります。
コーナーキックの数は日本0本、スペイン2本でした。
8分40秒頃からのスペインのCKについて取り上げます。
◆試合データ
◆スペイン1本目のCK(8分40秒頃~)
◆日本の守備
ボール付近…2人
PA内…7人
PA外…1人
での守備をしています。
PA内では、マンマークを中心としたゾーンとマンマークの併用での守備をしています。
2人(⑮,㉒)がゴールエリア内ニア寄りのゾーンを守り、残りの5人はマンマークで守備をしています。
◆スペインの攻撃
ボール付近に3人(➎,➍,➌)とPA内に5人(⓫~➐)で主に攻撃をしています。
ボール付近に3人の配置が比較的珍しい戦略です。
◆このCKは……
スペインは➎→➍→➌→➎のショートコーナーで再開をしています。
日本はサイドで2対3で数的不利のためゴールエリア角にいた⑮がボールに寄って行っています。
日本は、ショートコーナーで再開されたためDFラインを上げています。
⑮が持ち場を離れ、DFが全体的にラインを上げているため、赤丸スペースが空いてしまっています。
さらに⓫のマークを③が離してしまっているため、最もボールに近い位置でヘディングシュートをされてしまいました。
シュートはGK正面に飛び、得点にはなりませんでしたが、非常にチャンスのシーンでした。
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