映画『半径1mの君〜上を向いて歩こう〜』 それぞれが好きな作品を見つけられるはず!
吉本制作のオムニバス映画『半径1mの君〜上を向いて歩こう〜』を映画館で鑑賞しました!
10分〜20分くらいの8つの作品のオムニバス映画となっており、それぞれの脚本を書いた人の色が出ており、特にお笑い芸人が好きな人は楽しんで観られると思います!
例えば、ピースの又吉脚本の『真夜中』では、又吉の小説でも垣間見られるような芸人の心の機微が描かれていて、又吉は心底芸人という生き物が好きなんだろうなぁと感じたり、粗品脚本の『同度のカノン』では彼らしく複雑なシステムと音楽がリンクしており、「the 粗品」という作品になっていたりします。
個人的に好きだった作品が2つあり、1つ目はジャルジャル福徳脚本の『まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい』です。僕のこれまでの勝手な福徳のイメージとは少し違うテイストの脚本で、ジャルジャルっぽいトークの中の笑いもありニヤニヤ見ながらも、キュンとするような部分もあるような作品です。相方の後藤のや白石聖の2人の演技も素晴らしく、観終わった後に心が温まる作品です!
2つ目は丑尾健太郎脚本の『本日は、お日柄もよく』です。ナイナイ岡村が主演なのですが、まず岡村の演技がめちゃくちゃ素晴らしく、さすが大河俳優といった感じです笑。なんとなく、話のオチっぽいところは途中から分かるのですが、それでも岡村の演技の間やトーンが素晴らしく、ウルっと来てしまいました!
8つの作品の中できっとそれぞれが好きな作品を見つけられると思うので是非観に行ってみてください!
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