ロボットは人間だけでなく、他のアンドロイドも仕事から排除している - デイリースター
Day8
オカドというのはイギリスのHatfieldに本社を置くオンライン食品小売りだそう。日本で言うところの楽天とかに近いのかなぁ。そんな会社が自社でロボットプラットフォームとロボットを開発して、倉庫内を駆け巡っているとはつゆ知らず。これ系のロボットって中国が先行しているとばかり思っていたのだけど、ヨーロッパ勢も頑張ってるんですね。
ちなみに日本ではトヨタ自動車が病院内搬送ロボットを作ってますねー。
オカドの倉庫内では、何千ものロボットがグリッドシステムを駆け巡っています。
彼らは人間だけでなく、他のロボットも仕事から排除しています。イギリスのオンラインスーパーマーケット、オカドは、買い物客のための食料品を選んで包装するために、新しい機械を導入しています。これらのロボットアームを持つ新しいマシンは、はるかに高速で作業を行います。
同社の小売部門CEO、ハンナ・ギブソン氏によると、ルートン、ベッドフォードシャーの新しい倉庫では、「非常に近い将来」にアーム付きロボットの数を22台から44台に倍増させる予定です。新世代のマシンは、食料品の包装に直接保管箱から個々の製品を選ぶことができます。現在の同社のロボットは、単に食品の全箱を取り出し、金属製のグリッド上で人間に運んで、配達用の食料品の包装を完成させます。
新しいロボットは、既存のロボットと人間の労働力の大部分を排除する可能性があります。ハンナ氏によると、ルートンの同社の50,000の製品の約半分が「近い将来」ロボットアームによって取り扱われ、長期的な目標は約80%です。倉庫(現在500人以上の人間が包装作業を行っている)は、既存の従業員と共に効率を向上させるために建設され、雇用を危険にさらすことはありません。
オカドグループは、ロボティクスおよび食料品事業に加えて物流部門も持っており、2000年に元ゴールドマン・サックスの銀行家たちによって設立されました。オンライン食料品注文で知られている同社は、アマゾンのような企業と競合するために、世界中の伝統的なスーパーマーケットに自社のロボット倉庫を販売することに未来を賭けています。
ハンナ氏は、新技術により同社は「より大きな選択肢」を提供し、「代替品が少なく」、「店舗ベースのモデル」よりも「効率的」であると述べています。ルートンの倉庫では、50品目の注文をわずか10分で選ぶことができますが、物理的なスーパーマーケットではかなり時間がかかります。
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