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Microsoft Copilot が子供への声掛けに役立った話

タイトルで 9 割完結しているような気がします。
結論は、とっっっても良いです。
一度でいいのでぜひ試していただきたく、説明を書きます📝

Microsoft Copilot とは Microsoft 社が提供する対話型 AI サービスです。
ChatGPT と似たようなものだと考えてよいと思います。無料です。
詳しくはこちら: Microsoft Copilot | Microsoft AI
とりあえず試すならこちら: https://www.bing.com/chat

これを、幼い我が子への声掛けに活用できないか?と思い試してみました。
具体的には、特定の目的を達成するための声掛けアイデアを Microsoft Copilot に生成してもらおう💡ということです。
せっかくなので、私が近ごろ関心を持っているモンテッソーリ教育のプロになりきって、Microsoft Copilot にアイデアを考えてもらいます。

ということで、私が入力したのは以下のような指示 (プロンプト) です。

あなたは子供を育てている夫婦にモンテッソーリ教育を教える講師です。2歳児が新しい靴を履くのを嫌がります。古い靴が気に入っているようです。しかし、古い靴は小さくなってしまったので、夫婦は子供に新しい靴を履いてもらいたいと思っています。子供に新しい靴を履いてもらうために、どのような声掛けをすればよいか、アドバイスを5つください。

Microsoft Copilot に入力したプロンプト

これに対して、Microsoft Copilot は以下を返してくれました。

モンテッソーリ教育の観点から、子供が新しい靴を履くことを嫌がる場合に役立つアドバイスをいくつかご提案します。

選択肢を提供する: 「赤い靴と青い靴、どちらが履きたい?」といったように、2つの選択肢を提供して、子供が自分で選ぶ機会を与えます。これにより、子供は自分の選択に責任を持つことを学びます。

靴との関係を築く: 新しい靴に名前をつけて、それを友達として紹介することで、子供が靴に親しみを感じるようにします。例えば、「トムと一緒にお散歩に行こう」と声をかけてみましょう。

段階的に慣れさせる: 最初は家の中で短時間だけ新しい靴を履かせ、徐々に履く時間を延ばしていきます。子供が靴に慣れるまで、根気強くサポートします。

ポジティブな強化を行う: 新しい靴を履いたときには、積極的に褒めたり、小さなご褒美を与えたりして、ポジティブな経験と結びつけます。

ロールプレイを利用する: お気に入りのキャラクターが新しい靴を履いているという物語を作り、子供がそのキャラクターになりきるロールプレイを通じて、新しい靴を履く楽しさを教えます。

子供が新しい靴に興味を持ち、自ら進んで履くようになるまで、親御さんが穏やかで忍耐強いサポートを続けることが大切です。また、子供の感情を尊重し、無理に履かせようとせず、子供が新しい靴に慣れるまでの過程を楽しむことも重要です。

Microsoft Copilot の応答

なんだかとっても実用的です。
特に「赤い靴と青い靴、どちらが履きたい?」と選択肢を提示するのは子供の自己決定による自立をサポートできそうで良いなと思いました。
あと最後の「子供の感情を尊重し、無理に履かせようとせず、子供が新しい靴に慣れるまでの過程を楽しむことも重要です。」がグッとくる。優しい。

モンテッソーリ教育に詳しい方からすると「おや…?」と思う声掛けも含まれているかもしれません。
しかしこのようにアイデアをいくつも出してもらえれば、「こんなアプローチもあるのか!」「これはうちの子に合いそう!」という気づきを得られて、簡単に取捨選択できると思います。
自分でゼロから考えるより 100 倍楽です。あれこれ悩んだりストレスを抱えたりするより、AI でもなんでも使いましょう。
Microsoft Copilot はあなたの日常に寄り添うパーソナル アシスタントです🤖

私が入力した指示 (プロンプト) に使っているテクニックを解説します。
といっても大したことはないので、すぐに応用できるはずです。

あなたは子供を育てている夫婦にモンテッソーリ教育を教える講師です。

まず最初に Microsoft Copilot に役割を与えます。
今回のようにモンテッソーリ教育的声掛けアイデアを出してもらうのであれば、ここは定型文として私と同じ文章を入力してよいと思います。


2歳児が新しい靴を履くのを嫌がります。古い靴が気に入っているようです。しかし、古い靴は小さくなってしまったので、夫婦は子供に新しい靴を履いてもらいたいと思っています。

次に、指示の背景を説明します。ここを具体的に書くことで、求める返事を得られやすくなります。
例えば、"子供" より "2歳児" と書いたほうが、年齢に合ったアイデアを生成しやすくなるということです。
また、対立しているポイント=解決したい課題を説明するために、「古い靴が気に入っている」のに対して「新しい靴を履いてもらいたい」と具体的に述べています。


子供に新しい靴を履いてもらうために、どのような声掛けをすればよいか、アドバイスを5つください。

最後に、Microsoft Copilot への要求を明確に伝えます。
「アドバイスを5つください。」というように、望んでいるアウトプットを明記します。
また、「子供に新しい靴を履いてもらうために」の部分は前の文と同等の内容を意図的に繰り返しています。繰り返すことで、これが私にとって重要であると示唆できます。

もし最初の指示で良い返事を得られなくても大丈夫です。
「もっと具体的にしてください。」や「あと 5 つアドバイスをください。」というように対話しながら微調整してみてください。
きっと実用的な気づきにつながるはずです!

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