マネーショートを観たら経済に詳しくなれたお話。
リーマンショックですが、狭義の意味でいうと世界的に有名な投資銀行リーマンブラザーズ社が破綻したことです。
投資銀行は、投資先のファイナンスを手伝うというのが主な業務です。株式公開や社債を発行するといったことをしています。そのうちの一つの業務が資金を集めるために証券化するということがあります。
サブプライムローンもモーゲージ債として証券化された債券です。その債権がCDO(債務担保証券)です。サブプライムローンの契約は変動金利のものが多く最初は返済額がすくなく、あとから値上がりするものだったのです。
その後債務不履行が起こり、不動産が売れなくなったのです。こうしてサブプライムローンは破綻し、証券を抱える投資銀行は窮地に立たされたのです。
自分がもしリアルタイムにその場にいたのなら、それを見抜けていなかったと思う。
与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、情報を取捨選択できるように日ごろからのインプットを怠らない必要があると感じた。
映画タイトルにもありますが、華麗なる大逆転はしていないと思います。ブラピの言葉にもありますが、失業率が1%あがるということは、どれだけの人が家をなくすことになるのだろうか。大金を手にすること葛藤まで描かれている良映画でした。
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