自然環境リテラシー学を通して
こんにちは。たっかーです！
今回は自然環境リテラシー学の最終の発表の原稿としてnoteを書いていきます。テーマは「今年の自然環境リテラシー学を通して1番伝えたいこと」。しかし、リテラシーではたくさんのことを経験して、伝えたいことがたくさんあるので、1番というものは決められませんでした。なので、今回は2つ取り上げて書いていこうと思います。
どんな人に伝えたいか
まず、僕が伝えたい対象として選んだのは "友達" です。本当は全世界のすべての人に伝えたいのですが、このnoteだけでは難しいし、確実性もないので、身近な人から徐々に輪を広げることが一番の近道と考え、友達を選ぶことにしました。友達の中にはアウトドアがめっちゃ好きな子もいれば、どっちも好きな子、できればインドアがの方がいいという子、絶対に外に出たくないという子など様々な子がいます。僕はそのような自然に興味のある友達、興味のない友達、すべての子に伝えようと思っています。なぜなら、リテラシーの経験がとても楽しく、学びになったものであったからです。僕は基本的にあることに興味のない友達にその興味のないことを伝えようとは思わないのですが、リテラシーでの経験は伝えればその子の興味が変わってしまうのではないかと思っているのでどんどん伝えていくべきだと判断しました。では、次からは伝えたい内容の2選を発表していきます。
1.「自然の壮大さ」
もともと自然が壮大であることは知識としては知っている人もいると思うし、僕自身知っていたのですが、体験してみると想像以上のものでした。山、海、川、のどれでも自然の壮大さを感じることはできると思いますが、僕はこのリテラシーでは海で一番体感することができました。特に海でカヤックを漕いでいる時が言葉には表せないほど圧倒されました。カヤックという人を1人乗せる船に対し、目の前には先の見えない大きな大きな海原が広がっており、私たち人間がどれだけちっぽけなものなのかを思い知らされました。
また、川回で銚子川の上流まで散策したときに、上って行くにつれて川原の石の大きさがどんどん大きくなっていき、僕の何十倍もあるくらい、車よりも全然大きい石がそこら中にあってとても驚かされました。その時は一番上流までは行かなかったので、さらに上流にはより大きな石があるかと思うと、自然がどれほど雄大なのかが分かりました。
それでも、僕が体験したのは自然のほんの一部に過ぎないので、地球上のいたるところに自然の壮大さを感じられるポイントはたくさんあると思います。そう思うととてもワクワクしてきませんか？
2.「アウトドアアクティビティの楽しさ」
このリテラシーの実習の中で自然を利用した色々なアクティビティをしました。シーカヤック、カナディアンカヌー、定置網漁、釣りなどなどを体験しました。ほとんどが初めて体験したものだったのでとても新鮮でとても楽しく面白かったです！
また、全て自然を生で感じることができるアクティビティだったので、懐かしい感じもしました。大人になるにつれて、多くの人は自然で遊ぶ機会が少なくなっていくと思います。僕も小学生以後は、自然を直接感じながら遊ぶことはなくなっていました。遊びといえば、ゲーム、映画、スポーツなど、自然とは遠いものになっていました。しかし、これはもったいないことだなと自然環境リテラシー学を通して感じることができました。こんなにも楽しいことから遠ざかっていたなんて。
さらに、アウトドアアクティビティには様々なメリットがあり、最大のメリットはリラックス効果だと言われています。実際に、自然豊かな場所に行くと、「やすらぎ」を感じたことがあるという人も多いのではないでしょうか。自然の多い環境には、普段の生活では味わえないような体験がたくさんあります。自然の中でのセラピー効果を調べた研究では、全国35か所の森林を対象に、420名の被験者のホルモンの分泌量などを計測したところ、ストレスホルモンとして知られるコルチゾールの分泌量は約12％減少し、緊張を高める交感神経の活動は約7％減少、一方でリラックス時に働く副交感神経の活動は約55％増加するといった結果が得られています。
また、自然に触れることで免疫力を高める効果も期待できます。平成医会が行った「森林浴とメンタルヘルスの向上」という研究では、1日森林浴をした場合と2日森林浴をした場合で、ナチュラルキラー細胞（NK細胞）と呼ばれる免疫細胞がどれほど増加したのかを調査した結果、1日の森林浴では約27％、2日の森林浴では約53％増強されるということが分かりました。
つまり、自然に触れることで「やすらぎ」の効果があるということは、科学的にも証明されているのです。(※1)
楽しみながら、リラックスできて、免疫機能を高められるなんて他にないと思います。ぜひみなさんも楽しいアウトドアアクティビティを趣味にしてみてください！
最後に
以上より、僕は自然環境リテラシー学を通して、「自然の壮大さ」、「アウトドアアクティビティの楽しさ」を伝えていきたいです。この伝えていくという行為も”自然環境リテラシー”の一部であるので、できるだけ多くの人に広めていければいいなと考えています。最後に自然環境リテラシー学の実習を計画してくださった、先生、インストラクターさん、リーダーの皆さん、また実習場所を貸してくれたりなどたくさんの協力をしてくださった多くの人たちに感謝申し上げます。ありがとうございました。
※1 引用元
モビリティリゾートもてぎ
自然と触れ合うことで得られるメリットとは？