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【MTG】"非公式"フォーマット『ROOT~ルート~』ルール改定
〖あいさつ〗
この度は、当ページを開いていただき、ありがとうございます!
長崎市大橋町でMTGを遊べる店
CozyGameSpace TiM (コージーゲームスペース ティム)をしています。
店長のTaKaです!!
この度は、2022年10月11日に発表して以来、続けてきました『ROOT』を
魅力を高めつつ、参入しやすい刺激的なフォーマットへとするべく
ルールの改定を決断いたしました。
よろしくお願いいたします!
〖これまでの『ROOT~ルート~』〗
これまでの『ROOT』は、あくまでも
スタンダードローテーションの受け皿でしかありませんでした。
店舗の歴史を噛みしめることはできましたが、現行のスタンダードとの
差別化には至っておらず、大会参加者も8名を超えることは無かったです。
○現行スタンダードのローテーション期間延長の影響
先日、MTG公式よりこのような発表がありました。
スタンダードにおける全カードのライフサイクルを1年延長することです。現行のスタンダード環境より、セットがローテーションによりスタンダードを去るのは2年ごとではなく3年ごとになります。
この発表を受けた時にはすでに『ROOT』のルール変更を想定
していましたが、さらに変更の必要性は高くなったと感じました。
ローテーションの期間延長に伴い、『ROOT』の輝きも
1年延期されることになるからです。
本来、今秋にローテーション落ちするはずであった
・『イニストラード:真夜中の狩り』
・『イニストラード:真紅の契り』
・『神河:輝ける世界』
・『ニューカペナの街角』
これらのセットは当然すでに『ROOT』で使用可能でしたが、
『ROOT』”のみ”で使用可能なわけでは無いのです。
以上の事由により、ルール改定に踏み切ることを決断いたしました。
〖ルール改定〗
大まかな変更点が下記の2点です。
1、使用可能なカードが増える
2、制限が加わる
○使用可能カードプール
範囲は従来通り、当店では
《『ゼンディカーの夜明け』以降》
使用可能なカードをこれまでは
《スタンダードで使用可能であったカード
および現在、スタンダードで使用可能なカード》
と定めていましたが、加えて
《ドラフトブースターから排出されるカード》
を追加いたします。これにより、
・機械兵団の進軍 多元宇宙の伝説
・兄弟戦争 旧枠アーティファクト
・ストリクスヘイヴン ミスティカルアーカイブ
などが使用可能となります!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1684224033808-ZkAHvtqQsh.jpg?width=1200)
○使用不可
残念ながら使用不可のものとして
『ダブルマスターズ2022』や『モダンホライゾンⅡ』、
『ドミナリアリマスター』などのドラフトブースターはあるが、
スタンダードのセットではないものや
ゼンディカーエクスペディションや
セットブースターなどに入っている『The List』のカードも使用不可です。
![](https://assets.st-note.com/img/1684225622548-on95dOSOcn.jpg)
○レアリティについて
『ROOT』で使用可能なカードにおいて
レアリティは収録されたセットに依存することとします。
例:《稲妻》は”コモン”などでの収録があるが、
ミスティカルアーカイブでは”レア”での収録なので
『ROOT』では”レア”のみとしてカウントされる。
![](https://assets.st-note.com/img/1684224112966-i3b19v3Wxq.jpg)
○レアリティごとの”枚数”制限
神話レア M → 1枚
レア R → 2枚
アンコモン U → 3枚
コモン C → 4枚
上記の通り、レアリティごとに採用枚数を制限します。
これは、多元宇宙の伝説や旧枠アーティファクト、ミスティカルアーカイブ等のカードを使用可能にする上で強力なカードを事前に抑制しやすく、かつ、入手への労力が少ないなどの利点が多いと感じるための制定です。
○レアリティ以外での禁止・制限についての考え
もちろん、ラガバンは強力ですし、ワームコイルエンジンは全てのデッキのサイドボード(なんならメイン)に採用されてもおかしくありません。
神話レアは1枚しか使えないとはいえ、サーチカードや再利用系のカードで
デッキに1枚でも複数回使うことを想定したデッキが現れるでしょう。
はじめこそ、追加の禁止・制限のリストは用意していませんが、幾度か大会やフリープレイをしていく上で、問題視された場合は前向きに追加の検討をしていく予定です。以前の『ROOT』の考え方はなるべく使えるカードを残すように出さない方針でしたが、カードパワーがあきらかに違うカードが使えてしまう以上は、
禁止や追加の制限はするべき
であると考えています。
〖今後の『ROOT』〗
かなり特殊なフォーマットとして変貌をとげることとなるかと思いますが、
皆様のデッキ制作意欲の高まりや普段使わないカードを使える楽しみなどを
味わっていただけたらなと思います。
また今後も柔軟に、求められる姿へ成長していく様こそ
『ROOT』の本質、根本であるとも思いますので、
種を蒔き続けて、水をやり、芽が出るように
皆様とともに進化していけることを願っております。
〖最後に〗
このフォーマットをイベントとして運用する際、
Twitterなどで告知される場合には
#mtg #root #ZNR (貴店の起源となるカードセット)
#MTG非公式フォーマット
などで情報を共有しやすくしてくださると幸いです。
MTGがよりプレイしやすく、ホットなHOBBYの1つとして
盛り上がっていくことを願っています!
それでは!
Thank you for reading!
"[TaKaのHOBBY] はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC."
~使用可能カードセット表 注釈付き~
・機械兵団の進軍:決戦の後に
2023年5月発売
ドラフトブースターではないが、スタンダードで使用可能のため
『ROOT』使用可能
・機械兵団の進軍
2023年4月発売
『多元宇宙の伝説』はスタンダードで使用不可であるが、
ドラフトブースターから排出されるため『ROOT』使用可能
・ファイレクシア:完全なる統一
2023年2月発売
・兄弟戦争
2022年11月発売
『旧枠版アーティファクト/Retro Frame Artifacts』は
スタンダードで使用不可であるが、
ドラフトブースターから排出されるため『ROOT』使用可能
・団結のドミナリア
2022年9月発売
・ニューカペナの街角
2022年4月発売
・神河:輝ける世界
2022年2月発売
・イニストラード:真紅の契り
2021年11月発売
・イニストラード:真夜中の狩り
2021年9月発売
・フォーゴトン・レルム探訪
2021年7月発売
・ストリクスヘイヴン:魔法学院
2021年4月発売
『ミスティカルアーカイブ/Mystical Archive』は
スタンダードで使用不可であるが、
ドラフトブースターから排出されるため『ROOT』使用可能
・カルドハイム
2021年1月/2月発売
・ゼンディカーの夜明け
2020年9月発売
『ゼンディカーの夜明けエクスペディション』は
スタンダードで使用不可、ドラフトブースターからの排出も無しのため
『ROOT』使用不可