MISIAに、複数の好きなミュージシャンが提供しているのでまとめてみた

2021年5月31日 18:46

　MISIAのイメージって、専業作家の方の提供楽曲を歌っているイメージでした。しかし、好きなミュージシャン、あの人もこの人も提供されていて、意外とシンガーソングライターやロックミュージシャンの提供もあるんだなぁと思い、そうした楽曲を調べてみました。

1.布袋寅泰楽曲提供（作曲）「Back In Love Again (feat. 布袋寅泰)」(2012年)

　映画『大奥〜永遠〜［右衛門佐・綱吉篇］』主題歌。MISIAとのコラボレーションでも壮大な曲となり、またMISIAの歌唱で最大限盛り上がったところからの布袋のギターソロという流れが素晴らしいなと思います。

　布袋寅泰はBOOWYやCOMPLEXを経て、ソロミュージシャン・ギタリストとして、世界規模で活躍しています。楽曲提供でも、今井美樹、TOKIO、コブクロ、嵐、ももクロ等多岐にわたり、コラボレーションも国境、ジャンル世代を越え活動しています。

MISIA - The Making Of Back In Love Again (feat.布袋寅泰)

MISIA - Back In Love Again（short Ver.）

　GReeeeNによる楽曲提供作品。テレビドラマ｢義母と娘のブルース｣の主題歌に起用され、MISIAの中でも人気の高い曲になっており、紅白でも三度歌唱されています。2020年にはMISIA「好いとっと」の作曲もGReeeeNが担当しました。

　GReeeeNは、男性4人組のボーカルグループであり、全員が歯科医と両立していることや顔出しを行っていないことでも知られています。2020年には、紅白へ初出場しました。

アイノカタチ feat.HIDE GReeeeN（from 平成武道館 LIFE IS GOING ON AND ON Live Ver.）

MISIA - 好いとっと

　KinKi Kidsとして活動する傍ら、ソロミュージシャンとしても活動する堂本剛の提供。MISIAの歌唱とともに、歌唱でも参加している堂本剛の歌声との相性も素晴らしく思います。

　堂本剛は、現在のENDRECHERIはじめ様々な名義で活動を行っています。ファンク好きとして知られ、近年では豪華なミュージシャンとともに、カッコいいサウンドをかき鳴らしています。ジャニーズとしては珍しく、ジャニーズ外への楽曲提供、サブスク解禁、サマソニ等フェスへの出演をしています。

MISIA - MISIA SOUL JAZZ BEST 2020 全曲試聴

　JRA馬術競技応援のCM曲。優しい曲調や歌詞に、ホーンやMISIAにより力強さがさらに加わった曲になっている印象に感じました。

　コアラモードは、ボーカルのあんにゅとサウンドクリエイターの小幡康裕の『横浜発！カラフルメロディとピュアボイスが奏でるサウンド・ア・ラ・モード.』二人組ユニットです。小幡はNGT48や中孝介、カサリンチュ、トミタ栞や演劇・広告などのサウンドプロデュースも手掛けています。

　映画「ヒノマルソウル～舞台裏の英雄たち～」主題歌。MISIAと同じ長崎県出身の川谷絵音が提供しました。絵音が送ったデモをきっかけにコラボが実現しました。ストリングスが繊細に寄り添って、映画をより感動的に彩っているんじゃないかなと思います（映画は観ていませんが…）。

　川谷絵音は、indigo la End、ゲスの極み乙女。はじめ４つのバンドに所属するほか、ソロプロジェクトやプロデュースを多数行い、楽曲提供も、SMAP、私立恵比寿中学、坂本真綾、ハンバーグ師匠はじめ幅広いジャンルに提供しています。

MISIA - 想いはらはらと（Movie ver.）

MISIA - 想いはらはらと SPOT

　2021年再注目のシンガーソングライターの一人、藤井風。初の楽曲提供が急にMISIA様とは笑

　今回の記事を作るにあたり、今回取り上げた彼女の曲を聴いてみて、様々なミュージシャンの楽曲が、MISIAの声で歌われることにより、彼女の表現力により彼女のR＆Bの楽曲になっていくのが面白いと再認識しました。