知識ゼロから1級ボイラー技士に合格した方法

少し間が空いてしまいましたが、ボイラー2級の合格から3ヵ月後...…

1級ボイラー技士にも合格しました。

結論から言ってしまうと、1級ボイラー技士の試験は、2級にほんの少しの知識幅がプラスされた程度。

知識ゼロから勉強を始めた2級に比べて、かなり難易度は低く感じられました。

とはいえ、これは2級ボイラー技士の試験を受けてから日が浅いというアドバンテージがあったから。

日が開いてしまうと、結局のところ難易度は2級と同等と言ったところでしょうか。

しかしながら、1級ボイラー技士になるには試験に合格しても2級合格後に実務経験が2年必要です。

というわけで免許交付はお預けでした。
(後から知った。)



1級ボイラー技士試験に合格するためにやったこと

使ったテキスト

一級ボイラー技士 過去問題・解答解説集 2024年4月版

テキストと書きましたが、過去問題集です。

しかも2級の時とは違って、詳しい解説無しの本当のただの過去問集です。

なぜなら2級ボイラー技士の知識ベースがあるので、ほんの上澄みの知識を得るために新たにテキストを購入するのは時間とお金がもったいないと考えるからです。

勉強期間

勉強を開始したのは試験のおよそ2ヵ月前からです。

2級の時は1ヵ月でしたが、今回は倍の時間を設けました。

というのは、2級受験時に下記のような出題傾向がありました。

  • 5割くらいが類似した設問

  • 3割くらいが関連した設問

  • 2割くらいが全く見たこと無い

なぜなら合格したとはいえ100%自信を持って解答出来なかった問題が半分以上あったのも事実。

1級は万全を期して類似した設問の割合を上げるべく、倍の過去12回分の過去問に取り組んだからです。
(正直そこまでやらんでも受かったと思います。)

勉強時間

1日30分程度です。

勉強方法

過去問を毎日1回ずつやりました。

  1. 過去問を12回分を一通り解く。

  2. 1周したら間違ったところだけを、解いていく。

  3. もう一度、過去問を1周する。

『2』も毎日1回分ずつです。

おそらく2級の知識が少し残っていれば、初見でも半分近く正解出来ると思います。

基本はこの繰り返しです。

注意点

この方法で絶対にやってはいけないのは問題集に書き込みです。

選択肢の中に斜線を引いたり、答えに繋がるような書き込みは勉強の効率を下げるのでやめましょう。

1級ボイラー技士試験と過去問の相関性

過去問との相関性

  • 6割くらいが類似した設問

  • 3割くらいが関連した設問

  • 1割くらいが全く見たこと無い

過去問の範囲を広げた効果は、労力の割に少なかったと言わざる得ません。

実際に受験してみた感想

  • 意外と古い過去問で出てきた設問があった。

  • 最近の傾向の『組み合わせ選択』の設問が多かった。

『組み合わせ選択』の設問に苦手意識を持つ人が多いと思います。

しかし視点を変えれば『組み合わせ選択』の設問はラッキー問題とも考えらえます。

なぜなら消去法が効きやすくなるから。

この点は、広い範囲の過去問を解いておいて良かった感じました。

とはいえ、合格はしましたが勉強中は6割の正答率から安定して9割にブレイクスルーするのに苦労しました。

逆に言ったら、そんなに勉強しなくても6割くらい取れてしまうのだから運が良ければ労せず1発合格を狙える資格とも言えます。

それと、テキストは不要と述べましたが、2級のテキストは持っていると振り返りが出来るので手元に残しておくと役に立ちます。
(いちおうリンクを張っておきますが、わざわざ1級のテキストは必要は無いと思います。)

なお1級ボイラー技士の合格ラインは全体の6割です。

2級を合格していれば、1級の難易度はそれほど高くないと思います。

ぜひ挑戦してみてください。

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