知識ゼロから2級ボイラー技士に合格した方法
突然、職場の上司から『ボイラー技士の試験を受ける?』と聞かれました。
ボイラー?
そもそも私の職場ではボイラーなんて代物は無い。
しかも、ボイラーなんて触ったことも見たこともない。
隣の職場で使っているから、持っていれば良いんじゃない?との事。
こんな状態でボイラー技士2級試験を受けましたが、先日無事に合格しました。
2級ボイラー技士試験に合格するためにやったこと
使ったテキスト
【詳解 2級ボイラー技士 過去6回問題集 '23年版 (2023年版) 単行本】です。
テキストと書きましたが、過去問題集です。これだけです。
勉強期間
勉強を開始したのは試験のおよそ1ヵ月前からです。
とはいえ、後述する勉強内容、1日の勉強時間を鑑みるとそこまで必要無いと考えます。
勉強時間
1日30分程度です。
勉強方法
過去問を毎日1回ずつやりました。
過去問を6回分を一通り解く。
1周したら間違ったところだけを、解いていく。
もう一度、過去問を1周する。
『2』も毎日1回分ずつです。
最初は間違いが多く間違い直しだけ時間を要します。
一気にやろうとすると、やる気が無くなってしまいますからね。
基本はこの繰り返しです。
間違いが多いところは、問題集に付属する解説集に書き込みをするのも有りです。
注意点
この方法で絶対にやってはいけないのは問題集に書き込みです。
選択肢の中に斜線を引いたり、答えに繋がるような書き込みは勉強の効率を下げるのでやめましょう。
2級ボイラー技士試験と過去問の相関性
過去問との相関性
5割くらいが類似した設問
3割くらいが関連した設問
2割くらいが全く見たこと無い
実際に受験してみた感想
過去問を6回分解いてもカバーできない部分がある
過去問を暗記しても半分程度解けない
とはいえ、関連した設問を含めると8割程度カバー出来ています。
ところが試験中【過去問に類似した設問】をド忘れしてしまい、自信を持って解答出来たのは全問題の4割...…
2級ボイラー技士の合格ラインは全体の6割です。
二択くらいに絞れた【関連した設問】と、運任せで答えを書いた【全く見たこと無い設問】を合わせて何とか残りの2割を拾った感じです。
正直な話、2級ボイラー技士試験は運に左右される部分もある印象...…
万全を期すのであれば、テキストの購入をオススメします。
そうは言っても筆者がもう一度受験するとしたら、今回と同じ過去問をひたすら解く勉強法で挑むと考えます。
なお、2級ボイラー技士の合格率は50%前後です。
知識がゼロの状態でも決して手の届かない資格では無いので、ぜひ挑戦してみてください。