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#6 40代独身男性の本気婚活〜デート〜

どうもTakaです。

マッチングアプリでマッチした人と会ってきた話。メッセージをやり取りしている最中にこちらから、誘った。

週末空いてれば会えませんか?

Okをもらい、ランチを一緒にすることに。和食御膳が美味しいお店を予約して、時間通りにお店の前で合流。

マッチングアプリって会う1時間くらい前になると、急に面倒くさい気持ちになるのは何なのだろう。

第一印象は、「何か違う」と思ってしまった自分がいた。お店のスタッフに席を案内される間も「何か違うかも」と思いながら、導かれるように席に座った。

考えてみれば、相手はちゃんと顔出しをしていない。雰囲気しか分からない。これまでのマッチングアプリの経験上、この手のタイプで綺麗な人に出会ったことはない。いや、期待値を勝手に上げた自分の責任だ。

ただ、今回はそんなギャップは百も承知の上。外見がどうこう言っている年齢でも無いし、結婚はそもそも外見が全てではない(無いはず・・・)。

席に到着すると、まぁ決まったパターンの会話がある。

女性「良く来るんですか?」
俺「時々来ますね。」
俺「美味しいし落ち着くので」
女性「雰囲気良いお店ですね」

結構悩みに悩んだランチのお店だった。安っぽい店でも無く、かといって高級店は気を使わせるし、絶妙なバランスのお店は、私のような年齢にとって重要なお店だ。

お互いの住む場所や職場、キャリアなどの経歴など、話を合わせながら、相手の情報を少しずつ引き出す駆け引き。線で繋がるような質問にしていかないと面談チックになってしまう。

本当はランチでもお酒を飲みたかった。初めての人とアルコール無しで挑むのは結構ハードルが高い。これは女性と感覚が違うはず。女性はお酒無しでも全然会話が出来るが、男性はお酒が入らないと会話が弾まない。私がそう。

ただ、今回は女性が沈黙をかき消してくれるかのように質問をしてくれたため、微妙な空気になることはなかった。とても優しい人だった。

料理が来ると会話が弾む。なぜなら、「美味しいですね」「これは何ですかね?」とか言っていれば、ある程度の会話が成り立つから。数十種類の小鉢が入った御膳を選んだ理由は、そこにある。グッジョブ俺。

熱々の土鍋ご飯に、お刺身や煮物、漬物、卵料理などこれだけで健康になれそうな料理に舌鼓を打ちながら会話を続けることができた。美味しい料理は会話を盛り上げてくれる理論が私にはある。この店はリピート確定だな。

スマートに会計を済ませた後に、私の方からカフェのお誘いを。

俺「時間良ければコーヒー飲みませんか?」
女性「いいですよ」

ランチの後は、カフェに誘うのがマナーなのかなと思っているが、実際のところはどうなのだろうか。拘束されるのがめんどいと思っているのか。

ただ、このカフェ、ちゃんと下調べをせずに適当に選んだため失敗してしまった。対面で座った距離が結構遠くて、会話が良く聞こえない。割とわちゃわちゃしているお店だったこともあり、でも聞き返すのも悪いと思って、適当に相槌を打っていた。

やはり会話が盛り上がらない。何度も沈黙が出来てしまった。だって、会話の内容が良く分からないのだから。しかもランチにお腹いっぱい食べてしまったので、若干眠い。ちょっと横になって寝たいくらいだ。

強引に会話を続けてコーヒーを飲み切って終了。女性を駅まで見送る時に、LINEを交換してその日は終了した。

家に帰ってくると、どっと疲れた。清潔感を出すために髭も剃り、爪も切る、身なりを整えて、常に緊張しながら気を使い会話を頑張った。会話を頑張るって何だ?

久しぶりに恋愛をしようと思って意気込んだ2025年だが、やっぱり恋愛はメンタルを相当消耗する。明日は会社を休んで一呼吸置きたいと思うくらいだ。

40代独身男性に彼女が出来るのは、もう奇跡だな

いつもなら、もう解約して一旦休憩しようとか思ってしまうのだが、今年は諦めない。まだ始まったばかりだ。

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