富士山の頂上からご来光を見た
7/31・8/1の二日間、人生初の富士山に登ってきました。サンシャインツアーという企画で、新宿駅を朝7時半に出発、途中ホテルで着替えて、午前11時半に富士宮口(五合目)に到着、五合目より登山を開始しました。
今年はコロナ禍で、例年よりも登山者が少ないとガイドさんが言います。しかし、それでも登山者がたくさん来られているを見て、普段はこれ以上の人が来るのかと、富士山の人気ぶりに驚かされました。休憩を挟みながら、九合目を目指しました。途中で、ミスター富士山(富士山登頂2086回)こと、御年78歳の實川欣伸(じつかわ よしのぶ)さんと記念撮影をしました。
標高3,000mを超えたあたりから酸素が薄くなったせいか、足取りが覚束なくなり、なんとか九合目の雪山荘(標高3,460m)に辿り着くことができました。着いたのが午後6時過ぎ。カレーを食べて、夜8時消灯とあわただしい一日でした。
富士山の頂上から仰ぎ見る”ご来光”
翌日は午前2時に起床。2時半に頂上を目指して、ヘッドライトを点けながら、行進を開始しました。すでに多くの登山者たちが列をなしています。早朝の出発でしたが、昨晩は熟睡できたせいか、昨日ほどの疲れを感じませんでした。午前4時半前にやっと富士山頂に辿り着きました。日の出直前で、写真やビデオをたくさん撮りました。多くの登山者が見守る中、太陽が地平線から顔を出し始めました。その瞬間は、人生で最も感動したと言っても言いすぎではない位の素晴らしい光景でした。
槍が峰での記念写真
『逆さ富士』
雲の上の風景
天上界から下界を眺めると、この地上で起きていることがとても些末なことのように思われます。天上界から我々をご覧になっている神様になったかの気分でした。
下山は、油断すると怪我が多いので、慎重にゆっくりと下っていきました。雲の上からやがて雲の中に入りました。天然の冷蔵庫と言われるほど、雲の中を涼しく快適に下りることができました。
このような素晴らしい光景を見るために「また富士山に行こう」と思えた凝縮した二日間でした。
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