トレードは卒業します
今日は株式トレードのお話から始まりますが、最終的にスピリチュアルのお話になります。
株式トレードとの出会い
もうかれこれ30年近く前になります。
世の中には株式などの売買によって利益を出すことで資産を増やしている人がいるということを知り、自分にもできないだろうかと思い始めました。
経験を積んである程度の成果が出るまでになりましたが最初なかなか思うようにはいきませんでした。
儲けたい、損したくないという心理が正常な判断を狂わせ、結果的に損をしてしまうというのは良くあることです。
また人間のやることなのでミスをしがちで、それによってもロスが大きくなります。
システムトレードなら大丈夫なはず？
そこでシステムトレードに切り替え極力自分の判断や操作を入れないように改善してみたものの、最近はシステム通りという訳にも行かない現実に悩まされました。
システムを構築するにあたり過去20年くらいのデータをつかってシミュレーションを行い安定して利益が出そうな方法を見つけ出し最初は調子よかったのですが、2023年あたりからこれまでの動きとは異なる動きが目立ち始め、システムがうまく機能しなくなりました。
ものすごく強力な上げ相場が長期間継続するようになり、それに乗っかれば誰でも勝てた相場でしたが、それは後になってみないと分かりません。
通常、上げ相場や下げ相場が続いても必ずどこかで小休止がありそこで帳尻が合うのですが、今回のは異常と言えるほど「まったく下がらない」相場でした。
正確に言えば1日程度下がる動きを見せてすぐに回復というパターンが延々と続くのです。
この1日程度下がる動きで売りサインが発生→買いから売りにスイッチ→翌日売りから買いにスイッチ これの繰り返しでロスばっかり出ました。
この動きにより過去20年間のルールでは儲からなくなり、私の資産は継続的に減り続けるという結果になりました。
地震保険のはずが．．．
それで最近はシステムトレードを停止していたのですが、一か月ほど前から、資金を完全に遊ばせておくのはもったいないと思いたち、「地震保険」として少しだけ地震関連株を買って保有しておりました。
1813 不動テトラ です。
土壌の液状化対策や海岸付近に設置するテトラポットを扱っている会社です。
この株を7月末ごろから現物で買って保有していたのですが、リーマンショック並みの急激な株安の影響を受けて急落してしまいました。
これが来てしまったからには一旦リセットし落ち着いたところで買い直す方が得策と考え、少し戻ったところでロスカットしました。
思いのほか損失が少なく抑えられたので氣を良くしていたのですが、その3日後に私のマインドはどん底まで落ち込みました。
僅か3日後にアレがきた
不動建設を手放した僅か3日後の8月8日九州で大きな地震があり、しかも南海トラフ注意報まで出ると言うおまけつきでした。
突っ込みどころ満載の「政府公式怪情報」ではあるのですが、世間は政府や大手メディアが大々的に報道する情報には敏感に反応します。
何というタイミングの悪さ！またしてもやられたと思いました。
私はこういうタイミングの悪いトレードをしてしまう癖がありまして、随分悩まされてきましたが今回もやられました。
今回だけではなく、こういうのは私の場合数えればきりがありません。
なぜいつもこうなるのか
なぜそうなってしまうのか、これまでずっと分からず悶々としていたので今回は思い切って、
「どうしていつも、まるで自分の動きを読まれているかのようにピンポイントでタイミングを外されてしまうのでしょうか、教えてください」
このように自分の中の神様に聞いてみたのです。
すると翌日、答えが返ってきました。答えは
「トレードで自分が得をすればその分誰かが損をする」
でした。
やっと答えが分かった
人間社会全体としての利益にならないトレードという行為を自分の潜在意識が嫌っている、ということに氣づきました。
もちろん、トレード自体は悪いものではないですし、トレーダーを非難したり否定するつもりは全くありません。
これは、自分が嫌がっていることを続けるのは良くないという私自身の問題です。
どうしてこれまで、あり得ないようなピンポイント攻撃を受けてチャンスを逃したり損失を出したりし続けるのか、不思議で仕方なかったのです。
未来が見通せて人の心を読める超人が私に意地悪をして楽しんでいるのではないかとも思えるほどでした。
しかし、原因は私自身にあったようです。
今回、自分に聞くということを本気でやってみましたところ、インターネットで検索するくらい簡単に出来まして氣持ちも落ち着きました。
ですのでもうトレード卒業でいいかなと思います。
おしまい
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