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日本人であることの意味 2 柴籬神社

日本には神社が至る所にあり、初詣や七五三参りをする習慣はあるものの、これが何なのかを理解している人は少ないのではないでしょうか。


神社って何

殆どの人は、神社とは神様にお願いして願いをかなえてもらうところ、くらいにしか思ってないと思います。

実は私も全く理解していません。

しかし、日本人は昔から神社と深い関わりをもって暮らしてきた民族ですし、その意味や役割を理解することは大切だと思います。

見学・参拝

私の住んでいるところの近くには柴籬神社という神社があり、そこに行ってみました。

門から境内を見たところ 鳥居の向こうに見えるのが本殿

カメラはいつもの Olympus PEN-F + M.Zuiko 17mm F1.8 です。

門を入ると一番奥に本殿があり、他にも3つくらい神様が祭られている社(やしろ)がありました。

幼稚園はこの神社の目の前にあり、小中学校へは神社の前を通って通学していましたが、社がいくつもあることに今日初めて氣付きました。

社の前には狐の石像があり手水舍(てみずや)の蛇口が龍になっていたりと趣があります。

手水舎 人感センサーで水が出るようになっていました
手水舎の龍

三つある社の一つには鏡が付いていました。

鏡のある社
確かに鏡があります

この前に立つと自分の顔が映るようになっています。

あなた自身の中に神様が居るのだよと言われているようで、奥深いですね。

天皇とのかかわり

この社の隣には別の社があり、そこには歯の神様が祭られていました。

どうして歯なのだろうと思いながら帰ってきて調べてみると、この地に第十八代の反正天皇の宮(柴籬の宮)があったとされていて、天皇の歯が大きかったことからそうなったようです。

「第十八代反正天皇都跡」となっていました

7 反正天皇と丹比柴籬宮/松原市 (matsubara.lg.jp)

『古事記』の反正天皇の段には「水歯別命(みずはわけのみこと)(反正)、多治比(たじひ)の柴垣宮に坐(いま)しまして、天(あめ)の下治めたまひき。此の天皇、御身の長、九尺二寸半。御歯の長さ一寸、広さ二分、上下等しく斉(ととの)ひて、既に珠(たま)を貫(ぬ)けるが如くなりき。…天皇の御年、陸拾歳(むそち)ぞ。御陵は毛受野(もずの)に在り」と記されています。

松原市のホームページより引用

歯の長さが一寸(約3cm)、身長は九尺二寸半(一尺30cmすると277cm)なので、本当だとするととんでもない大男です。

15代目くらいまでは鱗や尻尾があったりしたそうなので、そのことに比べれば普通ですけど、当時普通の日本人が小さかったことを考えると明らかに変です。

やはり天皇は元々人間ではなかったのでしょうか。

しかしこういう情報は戦後GHQによって焚書の対象となりましたので真実は闇の中です。

私が思う神社の意味

話がそれてしまいました。

行ってみて調べてみても結局良くわからない不思議なところでした。

ですが、神社に行くと大きな木がたくさんあって必ず境内が奇麗に掃除されていて、とても気持ちが良いです。

足を踏み入れると何となく氣が引き締まる思いがします。

社の前に立つと鏡を通して自分の姿を見ます。

神社と言うのは自分を見つめ直し、自然を感じ宇宙を感じ八百万(やおよろず)の神との対話をする空間のように思えます。

日本人は何千年もの間、そうやって霊性を健全な状態に保ってきたように思います。

とりとめのない話になりましたが、もう少し何か分かりましたらみなさんとシェアしていきたいと思います。

つづく

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